盛りブラを毎日着けるのはNG？窮屈な盛りブラのリスクと、正しい盛りブラの選び方
パッドを重ねずに谷間を作る盛りブラ
バストをボリュームアップして見せたいときに頼れる「盛りブラ」。小胸さんはもちろんのこと、タイトなお洋服を着るときに使いたいという人も多いのではないでしょうか。
「盛る」と聞くと、パッドを増やして胸をボリュームアップさせるイメージがありそうですが、盛ることに特化した盛りブラは、わざわざパッドを増やさなくても谷間が作れるように計算されています。
そんな盛りブラの特徴は大きく２つ。「大きめで厚みのあるパッド」と、「谷間寄せ機能」です。
厚みがあって大きなパッドは、盛る力が優れていることに加え、ズレにくいというメリットがあります。安定感があるので、バストを盛った状態で長くキープできます。
特に、パッドが内蔵されているタイプは、ズレにくさがさらにアップ。パッドをバストの斜め下に配置することで、お肉を中心に集めてきます。
ただし、取り外しができない分、ボリューム感の調整は得意ではありません。左右でバストの大きさが異なる人などは、使いづらく感じることもあります。
一方の「谷間寄せ機能」は、まさにその名の通り。一般的なブラジャーよりもサイドラインを高くして、脇や背中のお肉を逃がさずキャッチしながら、バスト中央にお肉を寄せて谷間を作ります。
バストが下からぐっと持ち上がるので、デコルテがふっくらボリュームアップするのも嬉しいポイント。
盛りブラはこうした工夫で、パッドを重ねるといった手間をかけずに、ただ着けるだけで魅力的な谷間を作ってくれます。
「盛りブラ＝苦しい」は間違い
ただし盛りブラは、選び方や使い方に注意したいアイテムです。
特に、着けていて圧迫感や窮屈さを感じるようなら、使用は控えたほうがベター。「補正力が強い＝締め付けが強い」と思われがちですが、自分の胸の形やサイズに合ったブラジャーであれば、盛りブラであっても苦しいほどの締め付けは感じないものです。
圧迫感や苦しさを感じるブラをずっと着けていると血行不良を招きますし、無理な圧迫はクーパー靭帯を傷め、バスト崩れにもつながります。
何より、窮屈なほど締め付ける盛りブラだと、たとえ谷間は作れても、カップからお肉が溢れたり、不自然なシルエットになりがちです。
「盛る」と言っても、目指したいのはあくまでも、ナチュラルで美しいバストライン。快適に着けられて、自然なボリュームアップを叶えるブラは必ずありますから、窮屈な盛りブラは潔く手放すことをおすすめします。
中でも、20歳頃までの成長期は、盛りブラを使い過ぎるのはNG。なぜなら、バストは20歳くらいまで成長を続けるので、この時期に強い圧迫を与えてしまうと、成長が妨げられてしまうからです。
成長期のバストはこまめにサイズを測り、その時々にぴったり合った快適な着け心地のブラジャーを着けるのが正解。たまに使ってみるくらいならいいですが、圧迫を感じる場合は長時間の使用は控えましょう。
毎日でも着けられるおすすめの盛りブラ3選
バストを盛りたい場合は、圧迫で盛るのではなく、心地いいフィット感でバストを整えるブラジャーを選ぶのがおすすめです。
着け心地が快適で、ナチュラルにバストを寄せてくれるブラジャーなら、毎日着けても安心。
そこで、HEAVEN Japanおすすめの、ナチュラルに谷間を作れるブラを３つご紹介しますね。
タニマドンナ
特殊構造のカップで、脇のお肉を集めてくる「手ブラ寄せ機能」が自慢のブラジャー。パッドなしでも、自然な谷間を作れます。
SELFIT BRA
カップではなく、レースで胸を覆う「ノンパテッド」風のブラジャーです。脇高設計で、逃げやすい脇肉をしっかり集めて、お肉を谷間に集めてくれます。カップがないため圧迫感がなく、着け心地も軽やか！
ハリジェンヌ
バストを下からしっかりと持ち上げて、デコルテまでふっくらと見せてくれるブラジャー。バストのお肉が外に流れない設計で、お肉を真ん中に寄せて谷間を作ります。
いかがでしたか？
過剰に盛らなくても、自分のバストを生かしたナチュラルな谷間は作れます。
未来の美しいバストのためにも、快適に着けられる盛りブラを選んで、毎日のバストメイクを楽しんでくださいね！
