ブラの手洗いがラクになるたった2つのコツ!手洗いすればぐっと長持ち
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洗濯機で洗うと機能性が弱まる?
「ブラジャーは洗濯機ではなく、手洗いしたほうがいい」とよく言われます。
実際、ワイヤー入りのものや、繊細なレースが施されたブラジャーでは、ほとんどが手洗い推奨。
でも、当社のお客様アンケートによると、およそ7割の方が洗濯機でブラジャーを洗っているようです。
手洗いは洗濯機に比べて手間がかかりますもんね…。面倒なお気持ち、すごくわかります。
また、「そもそも正しい洗い方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とはいえ、手洗い推奨のブラジャーを洗濯機で洗ってしまうと、
- ワイヤーやサイドボーンが変形する
- 生地の劣化を早める
- レースが傷む
などのリスクがぐっと上がります。
ワイヤーやボーンの変形は、補整効果・フィット感といった機能性ブラジャーのメリットを損ねますし、生地の劣化・レースの傷みはくたびれた印象につながります。
せっかく選んで買ったブラジャーですから、機能性もデザインも長く楽しみたいもの。
そこで、まずはお使いのブラジャーが、洗濯機で洗ってもいいタイプかどうかを確認してみましょう。
ブラジャーの洗濯表示で、桶のマークの中に数字のみが書かれているのなら、その数字の水温を限度に洗濯機で洗ってもOK!一方で、桶のマークに手が浸かっている表記なら、液温40℃以下での手洗いが推奨されます。
手洗い推奨のブラジャーは、やはり手洗いをして、持ち前の「機能性」をキープしていただきたい!
少しでも手洗いがラクになるように、ひと手間を軽減するコツと、時短につながる小技をご紹介しますね。
手洗いがラクになる2つのコツ
手洗いをちょっぴりラクにするコツ、それは「下着専用洗剤」を使うことです。
下着専用洗剤は、つけ置きでしっかりと汚れが落とせる成分が使われていて、泡切れがよいのが特長。生地をこすったり、何度もすすぐといった手間がかからないので、手洗いも比較的サッと済ませられます。
また、お風呂に入る時間を利用するのも時短につながるテクニック。
お風呂に入る前に、洗剤を溶かしたぬるま湯にブラジャーを浸けておいて、お風呂から上がるときにシャワーでブラジャーをすすいでしまいましょう。
後は、髪や体を拭いたタオルでブラジャーの水気を吸えば、手洗いが完了。毎日のお風呂タイムにルーティンとして加えれば、面倒くささがちょっぴり軽減されるのではないでしょうか。
手洗いの正しい手順をおさらい
では、ここで改めて、ブラジャーの正しい洗い方をおさらいしましょう。
用意するのは、「洗面器」「下着用洗剤」「厚手のタオル」の3つです。
- ブラパッドが入っているなら抜いて、ブラジャーのフックを止める。洗面器にぬるま湯を入れ、下着用洗剤に表記されている量の洗剤を入れて溶かす。
- ブラジャーを裏返して洗濯液に浸し、指先で撫でるように洗う。パッドも優しくもみ洗いを。
- 洗濯液を捨てる。お湯を交換しながら、泡が出なくなるまでゆったりと揺らすようにすすぐ。パッドも同様にすすぐ。
- 裏返していたブラジャーを元に戻し、タオルで挟んで軽く押すようにして水気を切る。パッドも同様に水気を切る。
- ブラジャーを干す。洗濯ばさみで、伸びにくいアンダー部分の左右2カ所を留めるか、ハンガーに2つ折りでかける。
※ストラップやカップ部分を挟むと、水分の重さで変形するリスクがあります。
汗をかいていなくても洗ったほうがいい?
いかがでしたか?
面倒に思える手洗いも、実際は洗濯液に浸けて汚れを浮かし、お湯ですすいでタオルで拭くだけ。慣れてしまえば、意外にササっと済ませられるようになります。
ちなみに洗う頻度は、できれば着用するたびが理想。あまり汗をかかなかった日でも、皮脂汚れは付くからです。汚れは蓄積するほどに落ちにくくなりますから、こまめにリセットするのがおすすめです。
また、お気に入りのブラジャーを長く愛用するためには、3~4枚くらいをローテーションさせるのもポイント。同じブラジャーばかりを着けていると劣化が早まってしまうからです。
ブラジャーは、ひと手間をかけてあげることで、ぐっと長持ちするようになります。手間をかけた分だけ、愛着もわいてきますよ。