諦めがちなバストの悩み~サイドボーンが曲ってしまう~
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お客さま対応を担当しております、あーちゃんと申します。
今回も、つい諦めがちになってしまうバストのお悩みについてお話したいと思います。
よろしければ前回の記事「諦めがちなバストの悩み ~谷間からおにくがはみ出る~」もあわせて読んでいただけると嬉しいです。
『ここだけはどうしても解消できない』
『この部分の解消はもう諦めている』
そんなお悩みも、今回も一緒に諦めずに解消方法を探っていきましょう!
今回は『サイドボーンが曲ってしまう』お悩みについてお話したいと思います。
朝にブラジャーを着けた時はバストも脇・背中もスッキリきれい!
でも、日中にお手洗いに立ったときや帰宅後のブラジャーは外そうとしたとき、
ふと見ると脇のおにくが出ていてなんだか擦れている感じがする…。
このように、一日過ごした後に実感される方が多いですが、 中には数時間で痛みを感じるという方もいらっしゃいます。
よく見るとサイドボーンが曲がっている!そんな経験、ありませんか?
サイドボーンが曲ってしまうとき、 実は原因は、ほかのお悩みと共通していることも多いのです。
- サイズが合ってない
- 着用位置が合っていない
- 骨格に合わない
それぞれ体形や体のつくりが違うため、「違う場所に・違う形で」症状が現れているだけなんです。
同じ原因でも「なぜサイドボーンが曲がってしまうのか」を知っておくことで、今後ブラジャーを着けるたびに意識していただけると嬉しいです。
曲がり方も、実はいろいろあります。
サイドボーンは、脇の下あたりに縦に入っている芯のようなパーツです。
●C字のように曲がる(カタカナの「コ」の字のイメージ)
⇒主に下側だけが刺さることが多いですが、状態によっては上側も刺さる場合があります。
●ボーンの一番下が外向きにL字に曲がる
⇒L字の角が刺さって、一番下の部分が外側に飛び出したような状態です。
●緩めのウェーブ状にS字に曲がる
⇒上下ともに刺さっていることが多く、場合によっては真ん中も当たっていることも…。
※今までのご対応では、C字のパターンが圧倒的に多い印象です。L字やS字のようなケースはあまり多くなく、少し珍しいかもしれません。
ポイントを押さえれば、曲がりや刺さりは回避可能
肉質がやわらかい方、バストサイズにボリュームがある方は、どんな商品でもサイドボーンが曲がりやすい傾向にあります。だからこそ、着けている時に対策をしていただけたらと思います。
【1】サイズが合っていない場合
カップ容量が足りていないと、入りきらなかったおにくがアンダー部分に残ります。そのおにくがサイドボーンの内側から押すような形になると、徐々にボーンが曲がってしまいます。
アンダーサイズが大きくて緩い場合も、同じようにおにくが流れてボーンに負荷がかかります。まずはきちんと採寸したサイズで着けてみてください。
【2】着用位置が合っていない場合
ブラジャーの位置が下がってしまうと、サイドの布で押さえるべき場所が開いてしまい、おにくが脇に流れ放題になってしまいます。
そのおにくがサイドボーンの上に乗ると、上部分にくい込んで刺さってしまったり、おにくが下から押し上げることでボーンが曲がったりします。
アンダーが小さくて無理に締めているときも同じような状態になりやすいため、やはり正しいサイズでの着用が大切です。
【3】骨格に合わない
骨格には、丸胴・平胴、骨太・骨細など、個人差があります。肋骨の出っ張り方によっても、合うもの・合わないものが出てきます。
骨格的に合っていないと、無意識のうちに違和感を解消しようとする体勢を取り、サイドボーンに負荷をかけていることもあります。
やわらかい肉質の方は寄せやすい利点がある一方で、時間が経つと流れやすいという面もあります。
左右非対称な体により、片側だけに起こる場合もあります。
また、丈の長いデザインのものは、サイドボーンが曲がったときにくい込みや刺さりを感じやすいこともあります。
HEAVEN Japanの商品の場合は『ビスチェリーナ』が該当します。
[product:bustierb-all]『じゃあ、着けたくても着けられないの!?』
…そう思ってしまいますよね。
でも、そんなことはありません!
避けていただきたいのは、朝に着けたまま、一日何もせずに過ごしてしまうこと。
おにくが流れたままでいることが原因をつくっている場合もあるので、流れっぱなしにせず、こまめにおにくを入れ直すことがとっても大切です!
サイドボーンが曲がってしまった方の中には、いろいろ試してみたけど結局よく分からなくなってしまった、という方も多いです。もしお時間があれば、ぜひご相談くださいね!