実は超優秀!赤の下着が夏にこそ最適な理由。

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夏本番。薄着になる機会が一気に増える、今日この頃。
とにかく一枚でも着る服を減らして、涼し気な淡いトップス一枚着て…
ちょっと待った。そんなあなたは、是非いますぐクローゼットを開けてください。

赤の下着、お持ちですか?

えっ、赤?!と思ったそこのあなた、ぜひ最後まで読んでみてください。
何を隠そう、赤は本当に透けにくい。ほんっと~~~うに、透けにくいんです。
夏は薄着になる季節…下着の透けは意外と重要問題。まさか、下着はベージュなら透けないでしょ?なんて思っていませんよね…?これを知らないと、後悔してしまうかも。

信じられませんか?では、最後までお付き合いください!

黄色、オレンジ、薄いピンク、白…全部透けます

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黄色、オレンジ、薄いピンク、白は透けているのが分かります。

「淡い色なら大丈夫」派の皆さん、「無難そうな白かな?」派の皆さん、ごめんなさい。これらの色は白トップスに対して、透けやすい色代表といっても過言ではありません…。
淡い色…淡色は、基本的に白が入ったカラーで、明るい色に分類されます。白は最も明るい色。近しい明るい色は、基本的に透けやすい色が多いです。水色なども同様です。

そもそも…白が透ける原理って?

明るい色が透けやすいのは分かった。でも、なんで明るい色は透けるの?そんな疑問がわいてきませんか?というか、白トップスが透けなければいいのに…というごもっともなお話まであります。

透ける原因は、光がトップスの生地を通過し、生地の下にあるものをうつしだしているから。え?どういうこと…?

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白も、結構くっきりと透けてしまう。

日傘を思い出してください。
「光を反射する白、光を吸収する黒」…紫外線を防ぐなら、吸収して防いだ方がいい、だから紫外線カットであれば光を吸収する黒がおすすめ、というわけ。そして色は、光の反射で私たちの目に届き、そこでやっと色として認識しています。つまり…「光が反射する、明るい色ほど目につきやすい」。
もちろん生地は鉄壁の守りではないため、一部の光は通過してしまいます。それが下着に当たり反射して…そう、これが「透け」の原因です。

ベージュであれば透けない、わけではない

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ごめんなさい、「ベージュであれば透けない!」伝説は、ある種の幻です。もちろん透けにくいものもたくさんあるのですが…ベージュばっかり揃えたのに透けた。なんて悲しすぎます。
ズバリ、ベージュの色合いや明るさに気を付けて、かつ自分の肌と合わせることが重要!色白さん、色黒さんによっても変わりますが、明るいピンクベージュは透けやすい事が多いです。
さて、思い出してください。白っぽく、明るいカラーは透けやすいという原理を…。少し落ち着いたベージュであれば、ここは回避できそうですね。

ブラの劣化

赤の下着は、本当に透けにくいのか

信じてください…透けにくいんです!(三回目)
ですが赤です。えっ赤?レッド?ボルドー?どう考えてもベージュよりは派手と言わざるを得ない主張のある鮮やかカラーです。信じられないのも仕方ないですね…。
もう一度こちらをご覧ください。

ブラの劣化

どうですか?透けにくいと思いませんか?

赤といっても色々ありますが、基本的には「明るくない色」と考えていただくと良いです。何度も出てきますが、「白は光を反射するから透けやすい」「黒は光を吸収するから透けにくい」の原理。赤以外にも、暗めのカラーであれば光を吸収するため、透けにくい可能性が高いです。つまり、赤は影色の部類、光の反射は白や薄いピンクなどよりも少ないため、透けにくい。

透けるのを気にして冬にしか赤は着なかったのに…という方、そもそも赤なんて持ってなかった…という方。今です…今こそ赤の下着を着るのです…!!!
透けの気になる夏だからこそ、赤い下着はまさに機能的。気分もあがります。「派手なカラーだから私には似合わないかも…」と苦手意識がある方もいるでしょう。大丈夫、きいてください。

かわいい色は誰しもに等しく似合います!!!

赤の下着を見て「透けにくいなら、可愛いし気になる」と思うなら、ぜひ着てみてください。似合うかな?変だったらどうしよう…。わかります、その気持ち。でも似合うんです。だってそこにかわいい赤色があったら…それはもうかわいいにしかなりません。
しかも、透けにくい。赤は透けにくい!

それでも…踏み出すのがちょっと怖いかも…な、あなたへ。
「赤は透けにくい。濃い色は光を吸収するから透けにくくて機能的なんだよ。透け対策として万能カラーだし、仕方ないよね?」…どうでしょうか?完璧です。
そして着たら…はい、かわいい。これはもう透けないしかわいいしで、赤色の下着は万能!

これを機に、是非赤い下着にも注目してみてくださいね。

おまけ

青い下着は…?じゃあ黒は…?という声が聞こえてきそうなので(こないかもしれませんが)こちらを。

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 黒も青も…透けるんです。
「黒は光を吸収するから透けにくいって言ったのに~!」…すみません、ひとつ付け加えます。ご自身の肌の色と「明らかに差がある色」であれば、その色の差が出てしまい、透けてしまいます。今回試したお肌は、寒色・暖色…でいうと暖色。ですので赤の方が透けにくいのかもしれませんね。

じゃあ肌が青い、という方は青い下着だといいのか。これは、その通り。青ではありませんが、ピンクで実験しました。

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ピンク色のお肌の場合は、ピンクも透けにくいという結果に。しかも一番濃い色が透けにくい!
※ちなみにくすみカラーはピンク色のお肌でなくても、比較的透けにくいです。
参考になりましたら幸いです。もし悩んだ際には、思い出してみてくださいね。

結論、赤い下着は透けにくい。だったら、薄着になる夏こそ、透け対策としても便利な、かわいいと思う赤を着てしまいましょう!

色の豆知識

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赤といっても様々。「はねず色」という言葉も赤なんです。この色は当時他の染料と比べて落ちやすいため、移ろいゆく心になぞらえて歌に詠まれました。また、小野小町と深草少将の悲恋物語としても登場します。ご興味のある方、是非調べてみてくださいね。

色にも歴史があります。古来、日本では主に色は四色に分類。赤・青・黒・白。これは「明るい」「暗い」を表しているといわれています。
黒の対義語は白!と答えたくなりますが…実は本来、対義語は赤。太陽が沈んだ状態を「暗い」=黒、「明るい」=赤、なんですよ。
「はっきりわからない」=青、「はっきりわかる(見える)」=白、ということで、時計も電気もない時代…こうした自然から、様々なものが生まれてきました。色も同じ。こうして生い立ちを知ると、面白いと思いませんか?

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