気づかぬうちに育てている第三のハミ肉は〇〇につく!その原因と解消方法は?
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気付かないうちに育てているかも?胸下のハミ肉
バストのお肉を正しい位置にキープし、美しいシルエットを保つブラジャーは、女性にとって欠かせないアイテム。
ところで皆さんは、ブラジャーを着けた時に「あれ、お肉がはみ出している…?!」と気になった経験はありませんか?
その名もバスト周りの「ハミ肉」。特にハミ肉が生まれやすいのは脇や背中ですが、その他に「第三のハミ肉」があることをご存じでしょうか。
それは、胸の下のハミ肉。バストでもなく、ウエストでもない位置にお肉がついていると、アンダーバストに段差が生まれ、特に太ったわけでもないのにたるんだ印象に。
もちろん、上半身のシルエットにも影響します。そして、脇や背中と違い見落としやすい場所なので、いつの間にか育っていることも少なくありません。
そこで今回は、「第三のハミ肉」である胸の下の肉がつく原因や、それを取る方法についてお伝えします。さらに、ハミ肉を作らせないブラジャーの選び方もご紹介。
日常生活でちょっとしたことに気をつければ、ハミ肉とさよならできますよ。メリハリのあるボディラインをキープしたい人は要チェックです!
「ハミ肉」がつく原因って?
ブラジャーを着けた時、脇や背中、そして胸の下にプクッと生まれるハミ肉。
肌に段差ができるせいで「太って見える」「タイトな服を着た時に目立ってしまう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そもそも、このハミ肉はなぜついてしまうのでしょう。
その原因は「姿勢の悪さ」と「冷え」。姿勢が悪いと血の巡りが悪くなって体が冷え、代謝が低下して太りやすい体質になってしまいます。
特に猫背の場合、背中が丸まって肩と腕が前に出てしまい、180度動くはずの腕の可動域が狭まります。
それにより肩甲骨がこわばり、普段の生活でも動きが悪くなって背中や腕などに余分なお肉がついてしまうのです。
そして、猫背が癖になってしまうと胸の下にある筋肉が緩み、ハミ肉が生まれる原因に。さらにバスト全体を支えている大胸筋も衰えるため、バストラインの崩れを引き起こす可能性もあります。
もう一つ重要なのが「肋骨」。肋骨は内臓を保護する役割だけでなく、呼吸にも関与しています。
息を吸う時には肋骨の下にある横隔膜が動いて、左右の肋骨が広がることで肺に空気を取り込み、息を吐く時は肋骨の間が狭まって開閉を繰り返しています。
この時、猫背が習慣化している肋骨周辺では筋肉が硬くなり、開いたままの状態に。その結果、肺や横隔膜の動きが鈍って呼吸が浅くなります。
すると、代謝低下のほか、血の巡りが悪くなって体がむくみやすくなることも。
さらに、息をしっかり吐ききれないので、肋骨も閉じにくくなってしまいます。肋骨が広がったままではウエストの幅も広がり、上半身が太って見える原因に。
肋骨の周りに脂肪がつくイメージがないので、普段意識することは少ないかもしれませんが、自分の肋骨がきちんと閉じているかどうか、チェックしてみましょう。
鏡を見ながら、ゆっくり深く鼻から息を吸ってみてください。この時、肩の位置が変わらなければOK。
肩が上がってしまう人は、肋骨と周辺の筋肉、そして横隔膜がこわばっているかもしれません。
肋骨がしっかり閉まっていれば、深い呼吸ができて血行が改善され、代謝も良くなり痩せやすい体に。
さらに、内臓の動きも活発になり、消化が促進される、睡眠の質が上がって疲れにくくなる、深い呼吸を意識して姿勢が改善する、肋骨が閉じてウエストのくびれができる、といった健康と美容に嬉しい効果がたくさんあります。
肩甲骨と肋骨をほぐして、ハミ肉解消!
ハミ肉を作らないためには肩甲骨や肋骨のこわばりをなくし、冷えを取ることが大切だとお伝えしました。そこで、自宅で簡単にできる肩・胸周りをほぐすエクササイズやストレッチをいくつかご紹介しましょう。
まずは肩甲骨から。
肩甲骨には様々な筋肉がついているため動きやすく、特に左右の肩甲骨を引き寄せたり離したりする菱形筋が衰えると本来の位置からズレやすくなるのです。
このズレがバストや背中周りに余分なお肉を作るきっかけに。エクササイズで筋肉の動きを整えて、肩甲骨を正しい位置にキープしましょう。
フェイスタオルで簡単!スッキリした後ろ姿に
- 両手の親指が内側に向いた状態でフェイスタオルを背中側で掴みます。
- 腰と同じ幅で足を開いて立ち、タオルを掴んだまま肘をしっかり伸ばして脇を締めます。
- 脇をしめたまま、二の腕を外側に返します。肩を開き、肩甲骨が中央に寄ることを意識してください。これを20回繰り返します。
バスタオルで、肩甲骨を柔らかく
- 丸めたバスタオルを床に置き、バスタオルが左右の肩甲骨の間に来るよう仰向けに寝転がります。
- 頭は床についた状態で、胸がしっかり開くよう意識しましょう。おへそが床に近付くイメージで、腰を軽く床に押し付けます。
- 手のひらを上にした状態で、肘を90度に曲げて両手をあげます。
- 肘を床につけたまま、今度は手のひらを下げて床に近付けます。床に手がつかない場合は、可能なところまででOKです。この動きを前後に5回繰り返します。
道具いらず!手軽にできるエクササイズ
- お腹の中心に力を入れ、胸をしっかり広げて立ちます。
- お腹が前に突き出たり肩が上がったりしないように注意しながら、両腕を後ろ側へ上げます。この時、両手同士が近づくように意識してください。
- 背中の筋肉と両腕の付け根が使われていることを感じながら、ゆっくりと10回繰り返します。
続いて、先ほどお伝えしたようにダイエット効果も期待できる肋骨周りのほぐし方をご紹介します。深い呼吸を意識して、痩せやすい体を作りましょう。
タオルを使って呼吸をサポート
- 細長く折ったタオルを、肋骨の一番下の部分に巻きます。みぞおちの高さを目安にしてください。
- タオルをクロスさせ、両端を絞るように引っ張りながら息をしっかりと吐きだします。肋骨が閉じるのをタオルでサポートするようイメージしてください。
息を吸う時はタオルを緩め、肋骨でタオルを広げるようなイメージで。この呼吸を5回繰り返します。
ストレッチで肋骨全体を柔らかく
- 体の側面を下にして横たわり、肘をついて上体を起こします。この時、肩と肘が直線の位置にくるようにします。
- 下側にある足の膝を曲げます。膝~足の付け根で体を支えるようなイメージに。腰やお腹が床側に沈まないよう注意してください。上側の足は真っすぐ伸ばして、つま先は体と同じ正面に向けます。
- 空いた方の手を頭上へ伸ばし、上側の脇腹がしっかり伸びている事を感じながら、呼吸をゆっくり5回繰り返します。反対側も同様に行ってください。
最後に、血行不良の原因となる「冷え」を撃退するエクササイズ。上半身を気持ちよく動かして、しっかり体を温めましょう。
肩まわりの血行促進、肩甲骨にも効果アリ
- あぐらをかいて床に座り、上体を少し前へ倒します。背筋が丸まらないよう注意してください。
- 右手は左肘を、左手は右肘を持ち、そのまま肩の高さまで持ってきます。そのまま両腕を頭の上まで上げ、3秒キープ。これを10回繰り返します。
肋骨を伸ばして、脇まわりの血行を促進
- 正座を崩すように、お尻を左右どちらかにずらして床につけます。
- 両腕を頭上に上げて肘を曲げ、お尻をずらした側の肘を反対の手で掴みます。
- 肘を掴んだ手をつま先側にゆっくりと倒します。肘が引っ張られることで肋骨が開くのをイメージしてください。
- これを3秒キープし、反対側も同様に行います。左右5回ずつ繰り返してください。
ハミ肉を作らないブラジャーを選ぼう
正しい姿勢を心がけることやエクササイズに加えて、胸下のハミ肉ができないようにするためのアイテム選びも大切です。
具体的には、胸の下からウエストを補整する「ウエストニッパー」や、アンダーの丈が長いロングタイプのブラジャーなどが挙げられます。
ただ「締め付け感がありそうで、普段使いにはなかなか手を出せない……」という人には、HEAVEN Japanの「ビスチェリーナ」がおすすめ。
自分史上最高バストに出合える!
ビスチェ風ブラ「ビスチェリーナ」
「ビスチェリーナ」は、セミロング丈のビスチェ風ブラジャー。トップとアンダーにしっかり差がついた、メリハリのあるバストライン作りに特化したアイテムです。
一番の特徴はサポート力に優れたセミロング丈。背中側はレース&パワーネットで広範囲をカバーし、集めたお肉を逃がさずしっかりホールドしてくれます。
気になるハミ肉をなくし、背中のシルエットがすっきりと美しく仕上がるだけでなく、キレイな姿勢作りを意識できるのも嬉しいポイント。
さらに、脇肉と贅肉どちらもブロックする脇高設計で、バストから流れたお肉を本来の位置へ。お肉の流れを防ぐ長めのサイドボーンも内蔵されています。
カップは4枚のパーツを繋ぎ合わせた立体構造になっているので、バストの広がりを抑えてしっかり寄せ上げ、ふっくらしたバストメイクが叶いますよ。
素材は通気性・保形成が高く型崩れしにくいのも魅力です。また、ワイヤーは体に沿うように作られた3Dワイヤーを使用しているので「ワイヤーが肌に当たって痛い…」というお悩みも軽減。
ホック部分は3列3段で安定感も抜群です。
さらにレースが肌に直接当たらないよう設計し、取り扱い表示も裏地に直接プリントされているため、ブラジャーによくあるタグのチクチク感もなし。
快適な着け心地と美しいバストライン作り、そして服を着た時の立体感、すべてを叶えるこだわりの詰まった一着です。
ブラジャーを選ぶ際には、サイズ選びも大切です。ブラジャーが正しいサイズより大きめのものだと、本来バストにあるはずのお肉が胸の下へ流れてしまうことも。
逆に正しいサイズより小さい場合は、お肉が収まりきらずハミ肉を作るきっかけに。
女性の体はダイエットや生理、妊娠・出産によって変化するため、こまめにサイズを測りましょう。
ハミ肉を育てず、美しいシルエット作りを
いかがでしたか?今回は、見落としがちな胸下のハミ肉ができる原因と、その解消方法についてお伝えしてきました。
「太ったわけでもないのに、ブラジャーをつけると胸の下からお肉がはみ出てしまう…」とお悩みの人は、お伝えしてきたように姿勢の悪さが原因になっているかもしれません。
どんな時でも正しい姿勢で居続けるのは難しいですが、まずは1日数分でも姿勢に意識を向けることから始めてみましょう。
気づいた時に背筋を伸ばし、気軽に続けられるエクササイズやストレッチで肩と胸周りをほぐすことがポイントです。
また、バストにきちんとフィットするブラジャーを着ければ気持ちも引き締まり、姿勢も良くなるので一石二鳥ですよ。
これまでの生活習慣を見直すとともに、美しい姿勢をサポートするブラジャーを選んで、「第三のハミ肉」もすっきり解消しましょう!