脇と背中だけじゃない!確実に太って見えるもう一つのハミ肉とは?
共有
バスト下のハミ肉は太見えの元!
ブラジャーを着けたときに、むにっとはみ出る「ハミ肉」。バスト周辺のハミ肉といえば脇と背中というイメージですが、実はもう1か所、ハミ肉に注意したい場所があります。
それが、バストの下。具体的には、アンダーバストとウエストの間くらいではみ出しているお肉です。
この位置にハミ肉があると、アンダーバストに余計な段差が生まれるため、上半身のシルエットがだらしなく見えてしまいます。特にタイトなお洋服を着ると一目瞭然。段差がすごく目立つので、体重が変わっていなくても太ったような印象を与えます。
ハミ肉は放っておくと、その場所を定位置にしてしまうので早めの対策が大切。とはいえ、そもそもなぜバスト下にお肉が溜まっていくのでしょうか?
姿勢が悪いとハミ肉が育つ
バスト下のお肉が育つ原因は、主に姿勢の悪さです。
猫背など、背中が丸まった状態で過ごす時間が長いと、胸の下の筋肉が緩み、脂肪が溜まりやすくなります。
また、良くない姿勢で過ごしていると肩甲骨がこわばって、腕や肩回りの可動域も狭くなります。そうなると、血流が滞って体が冷えやすくなり、代謝機能も落ちて太りやすい体になっていきます。
さらに猫背は、肋骨周辺の筋肉もこわばらせることから、呼吸を浅くするとも言われます。
人は左右の肋骨が開くことで肺に空気を取り込み、肋骨を閉じながら息を吐きます。しかし、猫背によって肋骨周辺の筋肉が硬くなると、呼吸の際に肋骨がうまく開閉できなくなり、呼吸が浅くなるのです。
呼吸の浅さは血の巡りを悪くしますし、代謝機能も低下させます。
そして、呼吸が浅いということは、息を吐ききれていないということ。肋骨が開いたままの状態になるので、おのずとウエストも広がります。
まずは、肋骨やその周辺の筋肉がこわばっていないかどうかチェックしてみましょう。
鏡の前に立って、鼻からゆっくりと息を吸い込んでみてください。このとき、肩の位置が動かなければ大丈夫です。
一方で、肩が上に上がってしまった人は、深い呼吸ができていません。
とはいえ、肋骨周辺や肩甲骨の動きは、姿勢を正したり、こわばりを解消するストレッチを取り入れることで、少しずつ改善されていきます。
バスト下のハミ肉解消につながるストレッチを3つご紹介しますので、ハミ肉が気になる人はもちろんのこと、姿勢の悪さや呼吸の浅さを自覚している人はぜひ試してみてくださいね。
ハミ肉を撃退する3つのストレッチ
道具不要の肩甲骨ストレッチ
- お腹に力を入れ、まっすぐに立ちます。
- 胸をしっかり広げて、両腕を後ろ側に伸ばします。手のひらを内側に向け、できるだけ両手を近づけます。
- 手のひらを外側→内側にゆっくりと回します。これを10回繰り返します。肩甲骨周辺の筋肉が使われていることを意識しながら行ってくださいね。
肩まわりと肩甲骨のコリをほぐすストレッチ
- あぐらをかいて床に座ります。
- 両手を上げ、右手で左ひじを持って頭の上まで上げます。3秒キープしたら下ろし、反対側も同様に。これを10回繰り返します。
タオルを使った肋骨ストレッチ
- 少し長めのタオルを用意します。タオルを細長く折り、みぞおちくらいの高さでクロスさせます。
- タオルの両端を引っ張りながら、息をゆっくり吐き出します。肋骨が閉じるのを、タオルで助けるイメージです。
- 次に、タオルを緩めながら息を吸います。肋骨の開きでタオルを広げるイメージです。[2]→[3]を5回繰り返します。
ハミ肉を作らないブラジャー
バスト下のハミ肉を軽減するには、正しい姿勢やストレッチを取り入れるのが効果的ですが、下着を活用することも、ハミ肉の予防や改善につながります。
バスト下のハミ肉に効果的なのは、ウエストニッパーや、アンダーがロング丈のブラジャー。HEAVEN Japanの『ビスチェリーナ』というセミロング丈のブラジャーも、バスト下のハミ肉対策に有効です。
長めのアンダーベルトがバスト下までサポートするので、お肉をしっかりキャッチしてホールド。もちろん、背中や脇に流れるお肉も逃がさずキャッチします。
補正力が高いのに、着け心地が苦しくないのも人気のポイント。360度、どこから見てもハミ肉のない、メリハリのある上半身を作れます。
脇も背中もバスト下も、ハミ肉は放っておくとその場所に定着していくので、早めの対策を心がけましょう。まずは正しい姿勢を意識して、できればストレッチや機能性ブラジャーも上手に取り入れてみてください。続けていけば、どんなお洋服も自信を持って着こなせるボディに生まれ変わりますよ!