ブラジャーを長持ちさせるために、知っておきたい正しいブラジャーのたたみ方と収納方法
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「デザインが気に入って購入した」「勝負下着として買った」など、大切に使いたいブラジャーを持っている人も多いはず。そんな人にお伝えしたいのが、『ブラジャーを長持ちさせる収納方法』!
「ブラジャーを手洗いで洗濯しているから大丈夫でしょ?」と思ったあなた……じつは、それだけでは不十分。ブラジャーは洗濯した後が重要なポイントになるんaです。
そこで今回は、正しいブラジャーのたたみ方と収納方法をご紹介していきますね♪
ブラジャーのたたみ方
これまでたたみ方は特に気にしていなかったという人は、これを機にぜひチャレンジしてみてください。たたみ方をほんの少し工夫するだけで、カップ崩れを防ぎ、スッキリとした収納にもつながります。
たたむ前のワンポイント
まずは、洗濯をした後、雑菌が付かないようにしっかり乾かすことが重要です。ブラジャーは湿気を嫌う繊細な下着なので、十分乾いてからたたむようにしましょう。生乾きのままだと、シワや変色、カビの原因になることも。
さらに、生乾き臭にも気をつけなくてはいけません。そのまま収納して、他のブラジャーに臭いが移ってしまったという悲惨な事態を起こしかねません。大切なインナーだからこそ、「乾燥」は長持ちさせるために最低限守っておきたいポイントです。
たたみ方の手順
ブラジャーをしっかり乾かした後は、いよいよたたんでいきます。たった4ステップで完成するので、かんたんですよ♪写真と合わせて手順を確認していきましょう。
- ブラジャーのカップを下にして、テーブルや床など水平な場所に広げる。
- 背中のフックを一番内側で留める(収納する際に、フック部分が他のブラジャーにひっかかったり、傷つけたりするのを防ぐため)。前フックのブラジャーは、フックをしっかり留めてください。
- ストラップとバック部分をカップの内側に入れる(ストラップが出たままだと、他のブラジャーとからまったり、取り出すときに邪魔になったりするため)。このとき、ギューッと押し込んでカップをつぶさないように気をつけてください。
- 最後は、カップの凹凸に合わせて他のブラジャーを重ねていけば完成!引き出しやラックの中に収納していきましょう。
いかがでしたか?難しい作業はないので、洗濯物をしまうときにちょっと意識するだけでOK! ひと工夫で、ブラジャーを長持ちさせることができます。慣れてきたら、時間をかけずにパパッとたためるようになりますよ。
こんな、しまい方はNG!
ブラジャーの正しいたたみ方が分かったところで、今度は、「絶対にしてはいけない方法」もご紹介。これから紹介する2つの方法は、便利だから意外としている人が多いかもしれません。どうしてだめなのか、その理由も一緒に説明していきますね。
二つ折りにたたむ
小さくできて、省スペースで収納できるからと、ワイヤーブラを二つ折りにするのは避けたいもの。一方のカップを逆にして重ねるのは、カップ崩れの原因になります。また、ワイヤーも変形してしまう可能性があるので、ブラジャーのお手入れ観点から見ると完全にアウト。ノンワイヤーブラジャーであれば、ワイヤーの変形は心配ないですが、カップがつぶれるかもしれないのであまりおすすめできません。
たたまずに吊るす
なかには、「吊るすだけで楽だから」と、ハンガーなどにS字フックを付けて、ブラジャーを吊るしている人もいるかもしれません。確かにフックから外すだけですぐに取れるし、どんなブラジャーがあるのかパッと分かるので選ぶのも楽ちんですよね。ただ、この方法のデメリットは、ブラジャーのストラップが伸びてしまうこと。左右でストラップの長さが違うようになったり、ゴムが伸びきってしまったり……着け心地が悪くなる原因につながります。ブラジャーを長持ちさせたい人には、おすすめできない方法。
詰め込みすぎ
引き出しやクローゼット、収納ダンスなどをスッキリさせたいからと、衣類を小さくたたんでたくさん収納しがちな人もいるのでは?
TシャツなどであればOKですが、ブラジャーの詰め込みすぎはNG。カップ崩れやワイヤー変形の原因になってしまいます。ギュウギュウではなく、ほどよくゆとりを持った収納がおすすめです。
ブラジャーの収納方法
ブラジャーをせっかくキレイにたたんだのに、収納をテキトーにするのはもったいない!ということで、最後に正しい収納方法をお伝えしていきますね。
ブラジャーは【両カップを開いた状態で立てて収納する】のが正解。カップをつぶさないように、同じ向きで重ねて収納してください。カップやワイヤーが変形するのを防ぐため、詰め込まず、ゆったりと余裕を持って立てるのがポイント。下着専用の引き出しに立てて収納すれば、上から見たときに、どんなブラジャーがあるか一目瞭然。取り出しやすさはもちろん、「今日はどれにしようかな」と選ぶ楽しさもアップします♪
保管場所ですが、お風呂場や窓辺など、湿気が溜まりやすい場所は避けましょう。お風呂上がりに着けたいから、どうしても脱衣所に置きたいという人は、ふた付きのボックスにするなど工夫してみてくださいね。
引き出しやタンスに下着専用の場所が作れない……という人は、100円ショップなどで手に入るプチプラグッズを使ってみてはいかがでしょう?プラスチック、木製、紙など、さまざまな素材のケースがあり、デザインも可愛いものがたくさん。棚にスッキリ収まるサイズのものを使えば、見た目も美しくなりますよ。
また、ブラジャーの色をそろえたり、グラデーション風に収納したり、並べ方を少し工夫するだけで、レイアウトもキレイに。「ブラジャーを選ぶ」毎日の日課がちょっと楽しくなること間違いなしです♪
今回は、ブラジャーの正しいたたみ方や収納方法、また、おすすめできないしまい方などをお伝えしてきました。イメージしやすいように写真も載せていますので、写真を参考に、今日からちょっとした意識と工夫で、ブラジャーがグッと長持ちするはずです。