毎年の衣替え…楽にしながら、有効活用しよう!6月1日は衣替えの日。

衣替え

季節の変わり目に衣類を入れ替える「衣替え」。日によって気候も様々な上に、忙しい毎日の中で、クローゼットから服を全部出しては入れ替えて…と、考えるだけでも億劫になってしまうことも。

そんな大変なイメージのある衣替え…できるだけ楽に、そしてできれば有効に活かしたいですよね?

楽に衣替えをしていくには、これから衣替えと同時にチェックしていきたいポイントがあります。季節に合わせてお洋服を入れ替える、それだけではもったいない!

ということで今回は、衣替えの時に意識しているポイントと、私が実践している衣替えのちょっとしたコツを、合わせてお伝えしたいと思います。
ひとつでもお役に立てるポイントがありますように。

いざ!衣替えを実施!

衣替え

さあ、あなたは今衣替えを実施するぞ、と気合を入れたところ。
まずここで重要なのが…そう、服の多さです!実はここが一番のポイント。

不要な衣服を見極めよう!

衣替え

「服を捨てるなんて無理です!」という声が聞こえてきそうです。はい、もちろん無暗に大切なお洋服を減らす、という必要はございません!
ただし定期的にタンスの中身を整理する機会としては絶好のチャンス。整理をすることで本当に必要なものだけが残っていくので、今後の衣替えもぐっと楽になりますよ。この機会にお洋服をチェックしておきましょう。

お洋服のチェック。アウターから下着まですべて確認。

衣替え

洋服だけではなく、アウターからインナーまで、まるごと確認しましょう!なかなか見返すことがないインナーは特にこの機会にやっておくのがおすすめです◎
お洋服のチェック基準は以下。

  • 一年間着なかった
  • たまに着るけれど、今持っているもので代替できそう
  • 色褪せている、毛玉や糸が飛び出ている
  • 皺がとれない、生地がすすけて薄くなっている

どれかひとつでも当てはまる場合は、思い切ってさよならをする機会かもしれません。

ちなみに、お洋服と同じく下着も使うほど傷んでいきます。チェックポイントは似ていますが、下着は「よく使うものほど要注意」。
身体を支える機能のあるブラジャーやショーツは、「まだいける」と思っていても実際は思った以上に機能が落ちている可能性が!

ブラの劣化

季節に合ったお洋服で目いっぱい楽しむなら、お洋服や身体のシルエットをさらに魅力的にしてくれる下着のチェックはとっても重要です。

ブラジャーを例にすると…

ブラの劣化

  • カップの形が丸くなっておらずいびつ
  • 生地やストラップがよれたり汚れている
  • 布が伸びている
  • ワイヤーが曲がっている
  • 印字が消えかけている

どれかひとつでも当てはまっていれば、この機会に買い替えを検討してくださいね

下着のチェックなんてしたことない!という方は、こちらで詳しく説明しています。

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なかなか捨てられない!という方へ

衣類収納

その気持ち、わかります。むしろそんな方の方が多いのではないでしょうか? そんな方はとりあえず「よく着るもの」「来年も必ず着るもの」と断言できるものだけを除けてみましょう。…除けましたか?
そこで、クローゼットや衣装ケースの事を考えます。

  • 服を収納すると決めた場所から既に溢れている
  • 今の状態で収納がぱんぱん

いかがですか?決めた収納スペースに入りきらない分は持たない、と決めてしまうことも大切です。
今の状態でなんとか収まっている…という方は、来年も衣類を購入する可能性があるかどうかを考えてみてください。きっと来年は入らなくなってしまう!そんな未来が見えるなら、今のうちに少しだけ、減らしておくと楽ですよ。

収納スペースを増やそう!と考えるのもひとつ。ですが、実は衣装ケースやタンスを購入して、場所をつくって…と、何かとコストもスペースも必要になってしまいます…。
収納のためにお金と場所を使うかどうかは、あなた次第!大切なものであれば、もちろん必要なので、ここは自分と相談してみてくださいね。

SDGsが主流。回収サービスを利用!

いまやリサイクルは当たり前の時代。捨てるのはもったいない…と踏ん切りがつかない場合は、リサイクルとして役立てることも可能です。
アイテムに合った回収サービスがあるため、ぜひ調べてみましょう!

下着の回収サービス

「ステドキッ!オンライン」でお手軽リサイクル

ご紹介した捨て方が面倒だなと感じた方はぜひ「ステドキッ!オンライン」をご利用ください。
「捨てどきブラ郵送専用袋」(0円)をカートに入れてご注文いただき、処分したいブラを入れてご返送いただくだけ。(サロンにお持ちいただいてもOK!)RPF化され、環境にやさしい 新たな燃料へと生まれ変わります。

収納する時のコツ

まずは使わない服を収納

衣類収納

私は簡単な収納袋に入れています。


それでは、お洋服を入れ替えていきましょう。
収納する時のコツですが、それぞれ使い勝手の良い方法で収納するのをおすすめします。

  • 生地の厚さ別
  • トップス、パンツなどの種類別
  • 色別

どれかひとつでも、全て組み合わせても良いと思います。
生地の厚さ別にすると、気候にあわせて少しずつ入れ替えたい場合にやりやすいですよ。種類別はいざ出すときに分かりやすいというメリットがあります。色別はお洋服ごとの特徴から探しやすいため、ご自身に合った収納方法を見つけてみてくださいね。

クローゼットや衣装ケースでの収納方法

さて、ここからは日常で使うアイテムを収納していきます。
せっかくなので、私が今までに実践した、そして今実践している収納方法もお伝えいたします。 これは経験ですが…衣替えをする上で大切なこと、それはずばり、日常の収納方法!といっても過言ではありません!
豆知識程度に、参考になれば幸いです。

  • 衣装ケースは種類につき一段まで

衣類収納

やはり収納場所を決めてしまうのは鉄板。衣装ケースで「この段ひとつはトップスのみ」「インナーはここまで」と決めてしまいます。
必然と衣装ケースの数も内容量も決まるため、いざ衣替えで入れ替えるときも畳んだままごっそり収納できるのが大きなメリット。

  • 全てハンガーにかける

衣類収納

これは現在、実践している方法です。衣装ケースでの管理は上記のメリットがありましたが、裾が長いアイテムを収納するスペースがなかったり、畳むことで皺になったりとデメリットもありました。そこでこの方法です。

クローゼットを利用できる場合に限られてしまいますが、メリットは「洗濯した状態をそのまま畳まずかけられる」こと。日常の作業コストを極限にまで減らしたいと考え、思い切って衣装ケースもインナー以外は処分しました。裾が長いアイテムも、これなら収納できます。 この場合は、クローゼットに収まるだけのお洋服のみを持つ、とルールを決めておきます。

ハンガーにかけると服が伸びてしまうのが気になる、下のスペースはなるべく開けたい、という方には、こんなかけ方も。もちろんもっと良いかけ方はあるのですが…あくまで「洗濯してからそのままかけられる」のをベースにしていますので、省エネでハンガーの利用をするなら、ということでご覧ください。

まずはハンガーにアイテムをかけて

衣類収納

首元をひっぱらないアイテムであれば、内側に裾をひっかけるように織り込むだけ。

衣類収納

袖が重い場合は袖も織り込みます。

これで、下のスペースは確保完了。
ただひっかけるだけよりも少しだけ伸びやすさを軽減しつつ、省エネモードでハンガーを利用できます。
もっと服が伸びにくいハンガーの使い方はありますが、試してみたところ、手間がかかると感じてしまい、この方法に落ち着きました。同じく省エネの皆様、お試しくださいませ。

  • 色別で収納する

衣装ケースやタンス、クローゼット、どのパターンでも可能ですが、クローゼットでハンガーにかけている場合、一番効力を発揮すると思っています。こちらも現在実践中。 メリットはなんといっても「どの色が多いかすぐ分かる」こと。収納する場所も迷いません。

衣類収納

色はざっくりで大丈夫。


個人的には「あの服」と思い出すときに色は頭で覚えているので、探しやすくもあります。 そして実際にお店でお洋服の購入を検討する時、クローゼットの中をすぐに思い返せます。

「私、あの色が多かったから、違う色のほうがいいかも」「合わせるなら、あの色が多いから、こっちの色を買おうかな」…このように、似たようなアイテム、似たような色ばかりでクローゼットがいっぱい!という事を防ぎたい方にはぜひ実践していただきたいです。

下着や靴下などは小さめの衣装ケースに

下着収納

インナーアイテムは肌に直接触れる面積が多いため、保存も少しだけデリケート。ここはケースやボックスといった、蓋ができる場所に収納がおすすめです。
特に形が崩れやすいブラジャーは畳み方を統一させるだけですっきりとまとまりますよ。

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いかがでしたか?
少しでも衣替えや収納でお困りの方に、ヒントがありましたら幸いです。
そしてぜひ、お洋服や下着は衣替えのタイミングで、状態を見直してみてくださいね。
毎年素敵な状態でファッションを楽しむためには、このタイミングを逃さず活かすのがおすすめです!

衣替え豆知識

衣類収納

紫式部が実際に参拝したと伝わる上賀茂神社境内にある片山御子神社。詠まれた歌の歌碑が残されています。
「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに 立ちやぬれまし」。

衣替え=衣更えとも。あれ?この文字、見覚えがありませんか…?
そう、2024年大河ドラマでも取り上げられている紫式部が書き上げた『源氏物語』に出てくる「桐壺更衣」。「更衣」というのは服を替えること、つまり昔は天皇の服を替えるお仕事の位のことを指しました(ここから、歴史の流れで転じて色々な意味を持つことになりますが…ここでは割愛)。
「服を替える」=「更衣」、つまり衣替え。そういえば、「更衣室」も服を着替える場所、と考えると、なるほど!と思えますよね。

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