ブラ選びで意識したい「胸の輪郭」。フィット感をぐっと高めるポイントを解説

胸の輪郭は一人ひとり違う

「サイズは合っているはずなのに、ブラジャーがぴったりフィットしない…」

お客様から、そんなお問い合わせをいただくことがあります。

 「ブラジャーが浮いている」

「ワイヤーが食い込んで痛い」

こうしたお悩みは、その多くが、ブラジャーがフィットしていないことが原因で起こります。

ブラジャーのフィット感は、適切なサイズ選びと正しい着け方に加え、「胸の輪郭とブラジャーのラインが合っていること」でぐっと上がります。

バストの輪郭

「胸の輪郭」とは、バスト下部の丸いカーブのこと。ワイヤー入りのブラジャーであれば、ワイヤーが当たる部分のことを言います。

胸の輪郭と、ワイヤーの幅やカーブが合っていないと、ブラジャーがフィットしにくくなったり、ワイヤーがバストに食い込んだりします。

同じバストサイズでも、輪郭の幅やカーブの形は人それぞれ違います。同じ身長・体重であっても、一人ひとり体型が違うのと同じですね。

胸の輪郭を合わせる簡単な方法

では、今のブラジャーと胸の輪郭が合っていないときはどうすればよいのでしょうか。

まずはブラジャーの着け方で調節してみる方法があります。

ブラジャーをフィットさせる正しい着け方

  1. 前かがみになって、胸の輪郭とワイヤーのカーブを合わせながらブラジャーを着ける
  2. ワイヤーがきついと感じたら、指でワイヤーのカーブを少し広げてみる

これで、胸の輪郭とワイヤーのカーブがぴったりとフィットすれば、バストのお肉がカップの中にキレイに納まり、トップにボリュームが出てくるはずです。バストトップの位置もぐっと上がるので、上半身の印象も若々しくなります。

胸の輪郭の合わせ方を動画でチェック!

胸の輪郭は広い?狭い?チェックリスト

正しい着け方を試してみてもやっぱりフィットしないなら、胸の輪郭とブラジャーの形が、そもそも合っていない可能性があります。

そんなときは潔く、買い替えを検討してみてください。

どんなに優れた機能性を持ったブラジャーでも、バストにしっかりフィットしないと、胸を支えることができません。

そうなると、カップの中で胸が動いてしまって、クーパー靭帯に負担がかかります。

胸の輪郭は大きく、「幅が広いタイプ」「幅が狭いタイプ」に分かれ、それぞれに適したブラジャーの形がありますので、まずは次のチェックリストで、ご自分がどちらのタイプに近いのか確認してみましょう。

胸の輪郭が狭いタイプの特徴

  • 体の横幅は狭いが、全体的に厚みがある
  • バストは横に流れるよりも、下垂しやすい
  • ブラジャーを着けたとき、バストトップが高くなる
胸の輪郭が狭いタイプ

胸の輪郭が広いタイプの特徴

  • 体に厚みがなく平たい印象
  • 胸が左右に離れている
  • バストのお肉が横に流れやすい
  • ブラジャーを着けたとき、バストトップが低くなる
胸の輪郭が広いタイプ

ちなみに、日本人に多いのは「胸の輪郭が広い」タイプ。カップサイズの割に胸のボリュームが出にくいので、一般的に「盛りにくいバスト」と言えます。

一方で、「胸の輪郭が狭い」方は、グラマーな印象を与えやすくなります。比較的どんなブラジャーもフィットしやすく、谷間もできやすい方が多いようです。

ブラジャーを試着するときに胸の輪郭まで意識してみると、より「自分にぴったり」のブラジャーに出会いやすくなります。

胸の輪郭がフィットしているかどうかわからないときは、一度、下着屋さんにいるフィッターに相談を。フィッターは下着選びのプロフェッショナルですから、きっと、体型に合ったブラジャーを教えてくれます。

HEAVEN Japanにも「試着体感サロン」という、プロのフィッターが下着の悩みにお答えするためのお店があります。

サイズ計測はもちろん、ブラジャーの正しい着け方や、輪郭に合ったブラジャーのご提案まで、「ぴったりの下着」を見つけるお手伝いをさせていただきますので、下着選びに迷ったらお気軽にお立ち寄りくださいね。

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