諦めがちなバストの悩み~谷間からおにくがはみ出る~【前編】

お客さま対応を担当しております、あーちゃんと申します。

前回はバストの変化について詳しくお話しました。

前回の記事はこちら

バストの変化、いつからはじまる?

【前編】を読む

【後編】を読む

今回はお悩み別に更に掘り下げたお話をしていこうと思います。

美しいバストラインはブラジャーが「正しい位置で着用できている」ということが前提になりますので、ぜひこれまでのお話も読んでいただければと思います。

今までお話したことと繋がっている部分もあるので、『そういうことだったのね!』という皆さんの答え合わせになれば嬉しいです。

諦めなくてもいい、その悩み

さて『毎回ここだけはどうしても解消できない』『この部分の解消はもう諦めている』というバストのお悩み、まだ残っていたりしませんか?

これまで紹介してきたお悩みは、バストや下着のお悩みとして代表的なもので、年齢を重ねたことでほとんどの人が通る道でしたが、もう少し細かいお悩みに焦点をあててみます。

実は意外とたくさんの方が悩んでいるのに、諦めがちなパターンがいくつかあります。

インナーヒーローモデル

身体の状態は本当に千差万別なので、お悩みパターンも改善パターンもそれぞれ。

今回は【谷間からおにくがはみ出る】というお悩みについてお話をしたいと思います。

肉質が柔らかくなって下垂が進んでくると、デコルテ部分にボリュームが出にくくなるとともに、バストがたわみ気味になっていることが多いです。

サイズに関係なく見られるお悩みですが、バストサイズが大きめの人は控えめな人より重みがあるのでたわみやすいという点もあります。

そんな方に起こりやすいのが【谷間からおにくがはみ出る】なんです。

鏡で見た時にカップの上部分は隙間が出来ているのに、下の谷間部分はバスト同士がピタッとくっつくような感じではみ出ていたりしませんか?

下垂加減・たわみ加減にも段階や個人差がありますが、そのような方は前中心の低いデザインは合いにくいことが多いです。

バストの状態により解消方法もいくつかに分かれるので、どのパターンに該当するか考えながら読んでもらえればと思います。

そして今回は本題に入る前に、まず知っておいてほしいことがあります。

『もう知っているよ』という人もいると思いますが、知らない人に向けてお伝えをしたいので少しお付き合いください。

知ってる?クーパー靭帯のこと

前回、バストが重力で引っ張られていることをお話したのですが、『引っ張られるだけで下垂するの?』『引っ張られると元に戻らないの?』と思う人もいるかもしれません。どうしても重力には勝てないので補助するものが必要です。

バストの中にはクーパー靭帯というバストを支えている靭帯があります。

クーパー靭帯

クーパー靭帯が伸びてしまうことで下垂が進むのですが、なんと一度伸びてしまうと元には戻りません!

伸びたクーパー靭帯

クーパー靭帯の伸びを軽減する為にブラジャーを正しく着用することがとても大切になってきます!

『元に戻らないなら、もういいや』とは思わずに、今以上に伸びない・下垂しないようにできることを考えていきましょう。

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更なる下垂を防ぐために

下垂してたわんだバストはしっかり支えておかないと、どんどん下がって、最終的にブラジャーを着ける位置も一緒に下がってしまうケースが多いです。

個人差はあるものの、どんな人でも下垂は起こります。日々の忙しさで気に留める時間がなかったり、案外気付かずに放置してしまっていることも多くあります。

元々の肉質・筋肉量・バストケアなどで最小限の下垂でキープされている方もいると思いますが、【谷間からおにくがはみ出る】という人は下垂がある程度進んでいている場合が大半ではないかと思います。

そして実は、多くの人は年齢を重ねるとブラジャーの締まり感が苦手になってきます。着用感の好みにも個人差があるので全員とは言えませんが、お客さまのお話を聞いていると苦手になってくる人は多い印象です。

気付いた時には下垂していたという人の場合は、次のパターンで進んだ可能性が高く、心当たりがあるかもしれません。

ブラジャーの締まり感が苦手になる→緩めのブラジャーを着けるもしくはサイズを大きくしてしまう→バストが支えられずに着ける位置が下がり始める→下垂

※HEAVENJapanでは、妊娠中~授乳期間終了後3ヵ月目までに締まり感がゆるやかなブラジャーの着用を推奨していることもあり、このタイミングで締まり感が苦手になる人もいます。

授乳

支えておくためにある程度は締まり感も必要なんですが、どうしても締まり感が苦手になってくると、軽めの着用感・ゆったりした着用感が好みになるのもよくわかります。

ギュウギュウに締めなくても全然大丈夫なんです。バストを支えておける程度で身体に負担がないものを選ぶことからはじめてみてほしいと思います。

いつかのお話で書かせてもらったと思うのですが、身体に負担や違和感を感じるブラジャーは合っていないです…

そんな個人差を少しでも解消できるように補整の種類や段階を設けた商品ラインナップをご用意しているので!合うものを探して心地良くバストを守っていきましょう。

後半では解消法をお伝えします!
諦めがちなバストの悩み~谷間からおにくがはみ出る~

あーちゃん

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