【よくあるご相談】バストの形崩れについて
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お客さま対応を担当しております、あーちゃんと申します。
これまでシリーズのような形で、よくご相談いただくお悩みについてお話してきましたが、その中に「形崩れ」に関する記事がなかったことに気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。
実はあえてシリーズには入れずにいたのですが、「どこからが形崩れなのか?」という点も含めて、じっくりひとつの記事でお伝えしたいなと思っていたからなんです。

「下垂」も形崩れのひとつ
多くの方が気にされている「下垂」は、代表的なお悩みの一つですが、大きく分類すると「形崩れ」の一部にあたります。
では、何をもって「形崩れ」とするのか。私個人の考えでは、根本にはやはり「下垂」があるように感じています。
バストの形崩れを引き起こす3つの原因
バストの形崩れを引き起こす主な原因は以下の3つです。
- 乳腺やコラーゲンの変化
- 加齢による変化
- 運動や日常生活の影響
バストは乳腺・脂肪・コラーゲンなどで構成されており、乳腺は母乳をつくる役割、コラーゲンはバストを支える役割を持ちます。これらが加齢とともに減少すると、バストは下垂しやすくなります。

また、重力の影響や肌の弾力低下、運動不足・姿勢の悪さ・サイズの合わないブラジャーの着用なども、形崩れを招く原因になります。
下垂したバストから派生する形崩れ
下垂したバストは、肉質が柔らかくなっていることが多く、そこからさらに他の崩れが派生していきます。
私自身も、ダイエットや加齢を通してバストの形崩れを経験してきましたが、原因をきちんと理解していませんでした。「もっと早く知っていれば」と今でもよく思います。
「下垂以外の形崩れ」4つのパターン
以下の4つは、下垂以外の「形崩れ」として現れやすい状態です。
- バスト上部が削げる
- バストが離れる
- 輪郭が曖昧になる
- 変な位置に跡が付いている
1・2:削げ・離れは「下垂」から派生
「バスト上部が削げる」「バストが離れる」現象も、クーパー靭帯の伸びや断裂による「下垂」が関係しています。鎖骨下のボリュームが減ったり、バストが「ハの字」に広がるように外側へ流れてしまう状態です。

クーパー靭帯の伸びや断裂による下垂
3・4:輪郭の曖昧さや跡は「着用習慣」から
輪郭が曖昧になる・跡が残るといった状態は、以下のような習慣によって起こることが多いです。
- ノンワイヤーやカップ付きインナーの常用
- サイズの合っていないブラジャーの長期使用
- 着用位置のズレ
特に輪郭の曖昧さはこれらすべてに該当するケースが多く、すでに始まっている可能性もあります。
「線が残ってしまった」実際のケース
私がこれまで見てきた中で、実際に線が残ってしまった例を4パターンご紹介します。
-
バスト中央に段差と線がある
⇒ 小さなカップで持ち上げすぎた状態が長期間続いたため -
バスト下部にワイヤーの跡がある
⇒ 下乳にワイヤーが当たった状態での長期使用 -
カップ横幅が合っていない跡がある
⇒ ワイヤーの輪郭が実際のバストに合っていなかった -
本来の輪郭とは異なる下位置に線がある
⇒ 着用位置が低すぎた状態が長く続いたため

どのケースも「サイズが合っていない」「正しい着用位置ではない」ことが要因となっています。
形崩れを防ぐためにできること
一度形が崩れてしまうと、元に戻すのはとても難しいですが、今以上に崩さないための工夫はできます。
ポイントは以下の3つです。
- 自分に合った正しいサイズを選ぶ
- 適切な着用位置で身につける
- 3か月ごとのサイズチェックを習慣化する
HEAVEN Japanでは、体の変化を見逃さず、今の自分に合うブラジャーを選べるよう「3か月に1度のサイズチェック」をおすすめしています。
お悩みがあればお気軽にご相談を
サイズが不安な方、デザインや着用位置に悩んでいる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
バストは毎日少しずつ変化しています。
だからこそ、今の自分に合ったケアをしてあげることがとても大切です。