丸まった背中は“老け見え”の原因に。ストレッチと下着選びで「背中美人」を目指そう!

丸まった背中は“老け見え”の原因に

年齢は背中で分かってしまうもの?

自分の後ろ姿は、なかなか意識する機会がないもの。ある日ふと背中のシルエットを見て「思っていたよりもお肉がついている……?!」と驚いたことはありませんか?

背中についたお肉は気づきにくい上、短期間では落ちないパーツなので「筋トレを頑張っても、いまいち効果が出ているか分からない」なんてことになりがち。

さらに、ムダなお肉で丸くなった背中は「老け見え」の原因にもなってしまうのです。

では、なぜ背中にお肉がついてしまうのでしょうか?

その原因は「姿勢」です。猫背がクセになっていたり、デスクワークやスマホを見て長時間前傾姿勢になっていたりすると、体の重心が前に集中して背中の筋肉をほとんど使わなくなります。

特に背中の筋肉は衰えやすいと言われているため、使われずにゆるんだままだと脂肪がついて背中太りの原因に。

また、猫背を続けていると肩が内側に巻き込まれ、肩甲骨が開いて背中の筋肉がカチカチに固まってしまいます。

背中の筋肉がカチカチに固まってしまう

筋肉が硬くなり柔軟性が落ちると、代謝も悪化して太りやすい体質に繋がりますし、首回りのコリ・腰痛なども引き起こす可能性があるのです。

さらに肩甲骨が広がるとその分、体の幅も広くなるので、実際の体重より太って見えてしまうことも。

背中にお肉がついた原因は、習慣化した姿勢の悪さかもしれません。では、どうすればスッキリとした美しい背中になれるのでしょうか?

今回は、そんな「背中の老け見え」を改善する方法をご紹介します。

背中の老け見えは「疲れ」が原因かも?

背中の老け見えは「疲れ」が原因かも?

背中にお肉がつく原因は「姿勢」だとお伝えしましたが、その姿勢が引き起こす”あるもの”も、背中の老け見えに繋がっています。

それは「疲れ」。先ほど解説した通り、悪い姿勢をずっと続けていると筋肉は硬くこわばり、同時に関節も固まってしまいます。そうすることで体の動きが悪くなり、疲れやすい体質になってしまうのです。

特に、体を支えている重要なパーツである背骨・肩甲骨・股関節の可動域が狭まり、それと同時に背中から腰、腕へと繋がる広背筋や肩甲骨を動かす菱形筋も凝り固まって肩こりや腰痛、むくみの原因に。

さらに肩こりは、心身のバランスを整える自律神経にも悪影響を及ぼすと言われています。

肩こりによって肩・首の筋肉が固まると血流が悪くなるほか、筋肉が緊張状態だと自律神経の交感神経が優位に。

体をリラックスさせて回復する副交感神経と違い、体の活動性を上げる交感神経が優位のままだと、体の回復が遅れて「なかなか疲れが取れない」「常に体が重く、だるさを感じる」といった悩みを引き起こします。

このように、姿勢の悪さは慢性的な疲れを引き起こし、そして疲労が溜まった背中はまさに「疲れている印象」となり、老け見えに直結します。

美しい後ろ姿を目指すなら、まずは凝り固まった背中をほぐすのが第一歩。そこで効果的なのが、肩甲骨を動かすことです。

「肩甲骨はがし」で肩まわりを柔らかく

肩甲骨には菱形筋や僧帽筋など、様々な肩周りの筋肉がついています。前傾姿勢を続けていると周辺の筋肉がこわばり、肩甲骨が背中に張り付いたような状態に。

肩甲骨が背中に張り付いたような状態に

それを改善するためには、ストレッチやエクササイズで肩甲骨周辺の筋肉をほぐす「肩甲骨はがし」がおすすめです。肩回りの筋肉が柔らかくなると肩甲骨の可動域が広がり、肩こりの改善にも繋がります。

肩甲骨やその周辺の筋肉は体の深い所にあるため、表面にある筋肉しか刺激できないマッサージでは効果が望めません。

そこでおすすめなのがピラティス。ピラティスは体幹を鍛えることを目的としたエクササイズが多く、体のゆがみ改善や体幹の安定といった効果が得られます。

中には、首・胸・肩周り・背骨に働きかける動作もあるので、ピラティスで固まった筋肉をほぐし、姿勢を正せば背中美人に一歩近付けますよ。

自宅で簡単!肩甲骨をほぐす方法

「今すぐ背中をほぐしたい!」という人へ、バスタオル1枚でできる「肩甲骨はがし」をご紹介します。

  1. バスタオルを丸めて床にセットします。
  2. 肩甲骨の真ん中にバスタオルが当たるように、仰向けに寝転がります。頭は床につく状態にしてください。
  3. 胸が開いていることを意識しながら、腰を軽く床に押しつけます。おへそを床につけるようなイメージで行ってください。
  4. 腕を床につけ、肘を90度に曲げます。手のひらが上を向いた状態で両手を上げます。
  5. 次は手のひらを下に向けて、床におろします(床に手がつけられない場合は、可能なところまででOKです)。肘は床から離さないよう注意してください。手の上げ下げを5回繰り返します。

運動が苦手でもOK!背中ストレッチ

肩甲骨が十分ほぐれたら、次は背中痩せに効果的なストレッチにトライ。運動が苦手な人でも挑戦しやすい4種類をご紹介します。

簡単な動きで背中の広背筋や肩周りの筋肉にしっかりアプローチできるので、即効性も期待できますよ。

背中とお尻を繋いでいる腰椎筋膜もほぐれることで腰痛防止にも。

背中とお尻を繋いでいる腰椎筋膜もほぐれることで腰痛防止にも

背中全体を引き締めるストレッチ

  1. 床にうつ伏せになって上半身を少し起こします。肘は曲げた状態で、肩幅よりやや広めに手を広げ、肩の横に置きます。顎は引き、背中から頭までが一直線になるように。
  2. 大きく息を吸った後、背中の力を使って上半身を起こします。この時、呼吸を止めずしっかり吐くことを意識してください。肋骨の下側は床につけ、上側は起きている状態に。丸まった背骨がぐっと伸びているようなイメージで行います。 背中全体を引き締めるストレッチ
  3. 起こした上半身を戻し、今度は腕を曲げたまま上下に動かします。腕を上げる際、肩甲骨が中央に寄るのを意識して動かすこと、また腕を下げる時は床につけないことがポイントです。
  4. 【2】と【3】の動きを10~15回、2~3セット行います。

肩甲骨の可動域を広げるストレッチ

  1. 四つん這いの姿勢になります。両手は肩の真下に置き、膝は間にこぶし1つが入る程度に広げましょう。足の甲は床につけず、つま先を立てた状態にします。 肩甲骨の可動域を広げるストレッチ
  2. 体の下をくぐらせるイメージで、右腕を左側へ伸ばします。この時、右の手のひらは上を向け、なるべく遠くに指先を伸ばしてください。そのままゆっくり、右の手の甲・肩・頭をマットにつけます。 肩甲骨の可動域を広げるストレッチ
  3. その体勢のまま左手を真上に伸ばし、手のひらを上に向けて肘を曲げて手の甲を腰に当てます。
  4. 胸を開いて左肩を背中側に寄せ、そのまま30秒キープ。肩甲骨が背骨に近づいていくイメージです。左手を床につき、再び四つん這いの状態に戻します。
  5. 反対側も同じように行います。

硬くなった肩甲骨と広背筋を伸ばすストレッチ

  1. 正座で座り、両手を上へあげます。右手で左の手首をつかみ、左側の床にお尻を落とします。
  2. 左側の肋骨が外に押し出されるイメージで、つかんだ左腕を右側へと引っ張り、体の左側面を伸ばします。しっかり呼吸をしながら、20~30秒キープしてください。 硬くなった肩甲骨と広背筋を伸ばすストレッチ
  3. その後、左腕を右斜め前まで下ろします。背中を少し丸めて、背中の上側~肩甲骨が伸びていることを意識してください。この状態も20~30秒キープします。
  4. 反対側も同じように行います。

美しい姿勢を作るストレッチ

  1. フェイスタオルを用意します。顎を引き、目線とデコルテが斜め上45度を向いた状態で立ちましょう。両足は腰と同じ幅に開き、お尻を内側に向かって引き締めることを意識してください。
  2. 首の後ろでフェイスタオルの両端を持ちます。この時、親指が前になるように持ち、タオルはピンと張った状態に。
  3. 息を吸いながら両腕をゆっくりと持ち上げます。顎が上がったり腰が反ったりしないように、【1】の姿勢をキープしてください。 美しい姿勢を作るストレッチ
  4. 息を吐きながら、今度は両腕をゆっくり肩の位置まで下げます。この動きを20回行います。

美しい背中を目指すなら、下着選びも重要!

正しい姿勢を保つためには、下着選びも大切なことをご存じですか?

ホールド力の弱いラクな下着ばかりを身に着けていると、姿勢の崩れが改善されないだけでなく、前傾姿勢によるバストトップの低下も招いてしまいます。気づけば「いつの間にか胸が垂れてしまっていた」なんてことにも。

だからこそ、バストにぴたりとフィットし、正しい位置で支えてくれるブラジャーを選びましょう。特に、背中側のサポート機能に優れているタイプが最適です。

HEAVEN Japanの『ビスチェリーナ』は、背中の広範囲をレース&パワーネットでしっかりカバー。脇や背中に流れてできたハミ肉をなくし、段差のないスッキリとした後ろ姿に仕上げてくれます。

自分史上最高バストに出合える!ビスチェ風ブラ『ビスチェリーナ』

ビスチェリーナ

ホックは3列3段で安定感も抜群。バストだけでなく背中側も程よくサポートしてくれるので、自然と正しい姿勢を意識できるのが嬉しいポイントです。

また、バストトップとアンダーにメリハリのあるラインを作ってくれるのも魅力。柔らかいお肉もブロックする脇高設計で、長めのサイドボーンがバストから逃げがちなお肉を本来の位置にキープ。

柔らかいお肉もブロックする脇高設計

カップは4枚のパーツを繋ぎ合わせた立体構造で、バストの広がりを抑えつつ寄せ上げ、ふっくらしたシルエットを作ります。

『ビスチェリーナ』はセミロングタイプのブラジャーなので、バスト下もしっかりフォロー。アンダー部分には硬すぎないパワーネットを使用し、適度なサポート力とフィット感のある着け心地に。

さらに、レースが肌に直接当たらないよう設計されているほか、通気性・保形成が高く型崩れしにくい素材、体に沿うようにデザインされた3Dワイヤー、裏地に直接プリントされた取り扱い表示など、軽やかで快適な着用感にこだわっています。

軽やかで快適な着用感

カラーは肌馴染みの良いヌーディーベージュ×ブラック。品のある刺繍をあしらい、大人の女性にふさわしい華やかなバックデザインもポイントです。

デコルテからアンダーバストまで、そして前後両方からサポートしてくれるので、正しい姿勢を習慣づけるのに最適なアイテム。

「猫背が癖になってしまっている…」「スッキリとしたバックシルエットを手に入れたい」という人は、ぜひ『ビスチェリーナ』を身に着けてビフォーアフターを確認してみてくださいね!

”老け見え”しない背中を作ろう!

いかがでしたか?今回は、“老け見え”につながる背中太りの理由と、その解消法についてご紹介しました。

背中にお肉がつき、丸くなる原因は「姿勢の悪さ」。ゆがんだ姿勢は筋肉や関節の可動域を狭め、肩こりや腰痛、疲れなども引き起こしてしまいます。

肩や背中まわりをほぐすストレッチを習慣として取り入れるのもおすすめですが、一番大切なのは、日頃から正しい姿勢を意識すること。そのためにも、サポート力のある下着を取り入れてみませんか?

背中年齢を若返らせることで、どこから見ても美しいボディラインを手に入れましょう!

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