これって残念なバストラインかも?パカパカするブラの浮きに注意!

そのブラ、フィットしていますか?

「サイズは合っているはずなのに、何だかブラジャーの着け心地がイマイチ…」という人は、カップの上部に注目してみてください。 ブラジャーとバストの間に隙間ができていませんか?

正面を向いて真っすぐ立っている時は問題なくても、腕を動かしたり、体を左右にひねったりした時はどうでしょうか?
きちんとフィットしているブラジャーであれば、バストが動いても隙間はできないはず。
カップの上部が浮いてパカパカしている状態は、ブラジャーが合っていないサインなのです。

カップが浮くということは、バストがカップの中で泳いでしまい、揺れを抑えられていない可能性があります。
バストの揺れは、やがて下垂や形崩れに繋がってしまうことも。

バストの形は人それぞれ。 「アンダーバスト」と「バストトップ」を元に計算されたサイズは同じでも、フィットするブラジャーは異なります。

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着け心地にちょっとでも違和感があったら、それはブラジャーを見直すタイミング。改めて自分にぴったりのブラジャーを探してみませんか?

今回はカップ浮きの原因から、おすすめのブラジャータイプまで、詳しくお伝えします。

カップの浮きが起こる原因は?

ブラジャーのサイズは合っているのに、カップに隙間ができてしまう原因は主に2つ考えられます。

原因①
ストラップの調整不足

ストラップはブラジャーの大切なパーツの一つ。短すぎると肩に食い込んで肌を傷つけてしまったり、肩こりを引き起こしたりします。 逆に、長すぎると肩から落ちやすくなってストレスになるほか、バストのフィット感を損ねてしまいます。

バストとカップの間が空いてしまう場合は、ストラップが緩くなっている可能性が高いのでチェックしてみましょう。目安は、指1本が滑らかに通せるかどうか。

購入した時にはフィットしていても、着用と洗濯を繰り返すことでアジャスターの位置がずれたり、ストラップが伸びたりします。ぜひ、こまめに確認してみてくださいね。

ストラップについては
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原因②
バストとブラジャーのタイプが合っていない

もう一つは、「今のバスト」に合ったブラジャーを選べていないこと。個人差はありますが、バストも加齢によって着実に変化します。
それはホルモンバランスなど体の内側から起こるものだったり、妊娠・出産といったライフイベントだったりと、さまざまな要素が関係しています。

「バストの黄金期」と呼ばれる20~30代のバストは全体的にふっくらと丸みがあり、肉質にも弾力やハリがあります。
ところが、30~40代にかけては、「デコルテのボリュームがなくなった」「バストの上部が削げてしまったような気がする」といった変化が現れます。妊娠・出産、授乳を経験すれば、短い期間でバストサイズが大きく増減。シルエットだけでなく肉質も変わり、柔らかくなります。

そして40代後半から50代にかけては、バストのボリュームが減るとともに、お肉が外に流れてバスト全体の位置が下がっていきます。

サイズが同じであっても、若い頃と同じブラジャーではバストラインをキレイに保つことは難しくなります。 その結果、カップが浮いたり、背中にバックベルトが食い込んだりといった違和感が出てくるのです。

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カップ浮きが起こりやすいタイプとその解決ブラは?

バストが大きくてカップが浮く

大きい胸ほど、その重みでバストがカップの下に沈んで上部が空きやすくなってしまいます。

そのような場合は、バスト全体をしっかり引き上げてキープするフルカップブラジャーがおすすめです。

バスト全体を引き上げるフルカップブラ

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バストが小さくてカップが浮く

小さい胸はバストのボリュームも少ないため、どうしてもカップとバストの間に隙間ができ、カップが浮きがちです。

そのような場合は、胸を自然に寄せてバストを整えられるブラがおすすめです。

手ブラ機能でバストを寄せるブラジャー

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肉質が柔らかくてカップが浮く

バストのお肉は、柔らかいほど脇に逃げやすくなります。「ブラジャーを着けた時は隙間がなかったはずなのに、しばらく経つとカップが浮いている」という人はこのタイプかも。そのような場合は、バストを集めてしっかりとキープする、ホールド力の高いブラジャーがおススメです。

姿勢が原因でカップが浮く

猫背や肩が内側に倒れている「巻き肩」の人は、それだけでカップが浮きやすくなります。姿勢を正しくした時にどうなっているかもチェックしましょう。

ビスチェリーナは、背中をレースとパワーネットでしっかりサポート。ハミ肉がすっきりしてキレイな姿勢を意識しやすくなります。

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卒乳したばかりでカップが浮く

バストラインに大きな変化が訪れる卒乳期。ボリュームだけでなく、ハリが失われることも少なくありません。 「胸の位置がグッと下がった気がする」と下垂に気づく場合も。

下垂に気づいたら、、、バストのハリがよみがえるブラジャー

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大幅な体重の減少があった

体重が減ると当然、バストもボリュームダウンするため、今まで合っていたカップサイズが合わなくなることがあります。

当てはまるものはありましたか?

肉質の変化については
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ストラップの調整や姿勢に気をつけて改善しないカップ浮きはブラジャーを買い替える必要があります。まずはバストとブラジャーのフィット感をよく確かめて、原因を見つけていきましょう。

カップの浮きで起こる弊害とは?

「カップがちょっと浮いているだけし、大丈夫」「サイズは合っているのだから問題ないでしょ」と放置してしまうのは絶対にNG。次に、カップ浮きがバストにどのような影響を与えるのかを見ていきましょう。

まずは、バストの構造から。バストは主に乳腺質と脂肪質からできていて、これらを包むように「クーパー靭帯」が胸全体に張り巡り、上下から支えています。

クーパー靭帯は、上向きのキレイなバストラインを保ち、下垂を防ぐ重要な役割を担っています。

ただ、振動に弱く、早歩きや階段の昇り降りなど日常生活の動作でもストレスがかかり、伸びてしまいます。そして、一度伸びたり切れたりすると元には戻りません。

では、カップが浮いているとバストにどのような変化が起こるのでしょうか。バストとカップの間に隙間があれば、バストがカップの中で安定せず、常に動いていることに。
つまり、クーパー靭帯にダメージを与えやすくなります。加齢によって弾力やハリが失われ、さらに支える力も衰えると、バストの形は次第に崩れ、下垂していきます。カップ浮きは、バストのエイジングを早める原因となってしまうのです。

だからこそ、きちんとバストにフィットするブラジャーを着用することが大切です。バストラインの崩れは洋服にも響きやすいので、せっかくのオシャレが決まらない、なんてことにも。
お気に入りのファッションを楽しむためにも、定期的にブラジャーのチェックを行い、ちょっとした着け心地の変化も見逃さないようにしましょう!

カップが浮かないブラのタイプは?

では、バストをカップの中で揺らさないためにも、どんなブラジャーを選べばよいのか、詳しくご紹介しますね。

  • カップサイズがCカップ以上のグラマーさん
  • 肉質が柔らかく、お肉が流れやすい
  • 下垂が気になる

これらに当てはまる人は、「フルカップブラ」がおすすめです。

特にグラマーさんはバストが重く、カップの下に溜まることで上部が空きがち。フルカップブラは、カップの面積が広く、バスト上部まで包み込むように面で支えるので、カップ浮きを防げるのです。

また、カップからバストがこぼれにくいのもポイント。ストラップがカップの中心近くに付いているので、柔らかく下垂が始まっているバストもしっかり持ち上げてくれます。安定感抜群のブラジャーです!

C~Kカップ対応のフルカップブラ

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  • カップサイズがCカップ未満のプチバストさん
  • バスト上部にボリュームがない
  • バストが左右に離れている

これらに当てはまる人は、「プランジブラ」がおすすめ。プランジブラは、前中心が低く、バストを中心に集めやすいのが特徴。

カップ部分の面積は広めでバスト全体を覆うので、プチバストさんでもカップがパカパカしない作りになっています。
軽い着け心地ながら、キレイに谷間メイクできるブラジャーです。パカパカせずに胸元を美しく見せられますよ。

レースがカップの隙間を埋める プランジブラ

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ブラジャーを選んだら、正しく着けることも大切です。下記の5ステップを覚えておきましょう。フィッターが教えるブラジャーの正しい着け方でキレイなバストに!

  1. 前傾姿勢になり、ブラジャーのワイヤーをバストの輪郭(胸の付け根部分)にピッタリと合わせてフックを留めます。ストラップも適切な長さに調整します。
  2. 上半身を横に倒し、ブラジャーの下にはみ出たお肉をすくい上げるようにカップへ納めます。反対側も同様に。
  3. 体を起こし、胃の上あたりにあるお肉もすくってカップに納めます。
  4. ストラップの外側にある脇肉を谷間へスライドさせます。
  5. もう一度ワイヤーをバストの輪郭に合わせ、バックベルトを少し下げます。


ブラジャーを正しく装着できていれば、カップ浮きも解消され、キレイなバストラインができているはず!

皆さんは、「バストのゴールデントライアングル」という言葉を聞いたことがありますか?鎖骨の中心から左右のバストトップまでの3点を線で結んで正三角形が描ける状態が、誰もが「美しい」と感じるバストラインといわれているのです。
グラマーさんもプチバストさんも、ブラジャーを着けたら毎日この黄金比をチェックしてくださいね。

自分に合ったタイプのブラ選びこそ、簡単にできるバストケア

今回は、カップ浮きの原因やバストに与える影響、そして対策としてできるブラジャータイプの選び方をご紹介しました。

皆さんはブラジャーを購入する際、どんなところに注目して選んでいますか?ブラジャーは種類やサイズ展開が多く、またオシャレで可愛いデザインが目に留まって、本当に自分に合ったブラジャーを見つけるのはなかなか難しいですよね。
洋服は好きなものを思い切り楽しんでも特に体への影響はありませんが、ブラジャーは別。

お伝えしてきたように、サイズやタイプが自分の体にフィットしていないブラジャーでは、「バストの形を美しく整える」という本来の目的を果たすことができません。それどころか、かえってバストのエイジングを早めてしまうこともあるのです。

だからこそ、ブラジャーは正しいサイズと機能・タイプを重視して購入することをおすすめします。今の体に合うブラジャーを選んでいれば、バストの大敵である揺れなどを抑え、エイジングを防ぎながら美しいシルエットを保つことができるのです。
とても簡単で、毎日続けられるバストケアはブラジャー選びから。歳を重ねても理想のバストを維持するために、これからもケアを続けていきましょう!


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