乳がんのセルフチェックをしよう【10月はピンクリボン月間】
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乳がんサバイバーのまっきーです。
私は2022年に乳がんになり、左胸の部分切除手術を行いました。 今は元気に仕事に復帰しています。
10月はピンクリボン月間ということでピンクリボン運動として乳がんの知識を発信し、セルフチェックや検診などの重要性をお伝えしていきたいと思います。
今回は乳がんのセルフチェックについてお話をします。
自分で見つけられる唯一のがん
乳がんは、体の表面近くにできるがんです。 自分で観察したり、触ったりすることで発見しやすいです。
実際に、乳がんの患者さんの50%以上は、自分で乳房の変化に気づいて 受診しています。
乳がんはご自身で見つけることが可能な唯一のがん、とも言われています。 内臓のがんでは自分で触ることはできませんが、乳房はご自身で見たり触ったりするセルフチェックが可能です。いち早く変化に気が付くことが重要になるので、ぜひセルフチェックを実践し習慣化をオススメします。
月に1度はセルフチェックを
月1回の自己検診(セルフチェック)を行いましょう。 普段から乳房の状態を確認していると、小さな変化が生じたときに気づきやすいです。 私は術後も定期的にセルフチェックを行うように心がけています。
セルフチェック方法
●目で見る
鏡の前で腕を上げて頭の後ろで組みくぼみ、ひきつれ、変色やただれがないかチェック。
●手で触る
①4本の指で「の」の字を書くように、指先でなでて“しこり”がないかチェック。
②脇の下から乳首までチェックしましょう。
③乳頭を軽くつまんで、分泌物が出ないかチェック。
※あおむけで行う場合は、触る方の腕を上げて、逆側の手で触ります。
生理前や生理中は胸が張っているのでセルフチェックに適したタイミングではありません。生理が終わったタイミングでセルフチェックを行ってください。
入浴中や入浴後にバストクリームやボディクリームを塗る時に 胸を触ってみて普段の状態を知るのが日常の習慣にしやすいかと思います。
ぜひ日常的に自分のバストの状態を知って、セルフチェックを習慣化させていただければと思います。
違和感を感じたらすぐに受診を!
チェックをはじめてする方は、やり方が合っているのかわからない、 しこりなのか正常なのかわからない、という方も多いと思います。 難しければまず検診に行って今の状態を知った上で、セルフチェックをスタートしてもいいかもしれません。
早期の乳がんでは、自覚症状はほとんどなく、 私もまさか自分が30代で乳がんになるなんて思っていませんでした。
乳がんは自分で気が付ける唯一のがん。
自分がまず第一に気が付けるよう、セルフチェックをぜひ習慣に取り入れてください。
しこりや痛み、何か違和感などがある場合は、専門医に相談して検査を受けるようにしましょう。
次回10/22公開の記事はがんとの向き合い方のエピソードをお話したいと思います。
10月はピンクリボン月間。HEAVEN Japanのピンクリボンへの取り組みについて、ご紹介しています。
詳しくはコチラ