10月はピンクリボン月間

両手でピンクリボンをそっと包む女性の手元

OCTOBER 1 – 31

10月は
ピンクリボン月間

乳がんの基礎知識・セルフチェック・
検診・術後の下着のこと

乳がんは、自分で見つけることができる
数少ないがんのひとつです。
正しい知識と、日ごろのセルフチェック、
定期的な検診が、早期発見につながります。
まずは、知ることからはじめてみませんか?

Know

乳がんってどんな病気?

乳がんは、日本の女性にとって最も身近ながんです。
数字で見ると、決して他人ごとではないことがわかります。

  • 日本人女性が生涯のうちに
    乳がんと診断される割合

    8人に1人

    2023年データ/国立がん研究センターがん情報サービス

  • 女性がかかるがんの
    部位別の罹患数

    1位

    2023年データ/国立がん研究センターがん情報サービス

  • 乳がんと診断された女性の
    5年相対生存率

    89.7%

    2018年診断例/国立がん研究センターがん情報サービス

乳房の断面図。乳腺・乳管洞・乳頭・乳腺葉・乳房脂肪組織・肋骨・クーパー靭帯・大胸筋の位置を示したイラスト
乳房のしくみ
  • 乳房のどこにでもできる可能性があります

    乳がんの多くは、母乳の通り道である「乳管」から発生します。乳管は乳房全体に放射状に広がっているため、乳房のどこにでもできる可能性があります。

  • 30代後半から増えはじめます

    乳がんにかかる人は30代後半から増えはじめ、40歳以上の女性では最も多くかかるがんです。若い世代でも「自分には関係ない」とは言い切れません。

  • 早く見つけることが、何より大切

    検診で早期に見つけて治療することで、乳がんで亡くなることを防ぐことができます。そのために大切なのが、日ごろのセルフチェックと定期的な検診です。

Self Check

乳がんのセルフチェック

ふだんの自分の乳房の状態を知っていると、はじめて変化に気づけます。
「いつもの自分の胸」を知っておくことが、早期発見の第一歩です。

白いキャミソール姿で胸に手を当ててセルフチェックをする女性

乳房を意識する生活習慣「ブレスト・アウェアネス」

入浴や着替えのときなど、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、感じてみる習慣のことです。しこりを探そうと構えず、「いつもと変わりがないかな」という気持ちで取り組みましょう。

  1. 自分の乳房の状態を知る
  2. 乳房の変化に気をつける
  3. 変化に気づいたら、すぐ医師に相談する
  4. 40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける

見かた・触りかたの例

  1. 鏡の前で見る

    腕を下ろした状態と、腕を上げて頭の後ろで組んだ状態で、乳房の形や皮膚にくぼみ・ひきつれ・変色・ただれがないかを見ます。

  2. 指の腹で触る

    4本の指をそろえ、「の」の字を描くように指先でなでて、いつもと違うところがないかを確かめます。わきの下から乳頭まで触ってみましょう。

  3. 乳頭をつまむ

    乳頭を軽くつまんで、分泌物が出ないかを確かめます。

あおむけで行う場合は、触る側の腕を上げて、反対の手で触ります。

いつ?
入浴やシャワー、着替えのときに
生理がある方
張りが落ち着く生理のあとがわかりやすい

生理がある方は、生理の周期によって乳房の張りが変わることも知っておきましょう。

こんな変化に気づいたら

  • しこりがある
  • 皮膚のくぼみ・ひきつれ
  • 乳頭からの分泌物
  • 乳頭・乳輪のただれ
  • 左右の形が非対称になった

大丈夫だろうと自分で判断せず、次の検診を待たずに医療機関(乳腺外科など)を受診しましょう。

今月のセルフチェック

今月のチェック0 / 5 できました

今月のセルフチェック、おつかれさまでした。また来月も。

スタッフ まっきー
まっきー

お風呂あがりにボディクリームを塗るついでに触ってみると、習慣にしやすいですよ。私も手術のあと、定期的なセルフチェックを続けています。

Screening

乳がん検診の受け方

検診は、自覚症状がないうちに受けることが大切です。
国がすすめている乳がん検診は、次のとおりです。

対象
40歳以上
受ける間隔
2年に1回
検査内容
問診+
マンモグラフィ

主な検査は2種類

マンモグラフィ 超音波(エコー)
しくみ 乳房を板ではさみ、圧迫して撮影する乳房専用のX線検査 乳房に超音波をあてて、中の様子を画像で見る検査
得意なこと 触ってもわかりにくい小さな病変や、微細な石灰化を見つけられる 乳腺の密度が高い乳房(高濃度乳房)では、乳がんの発見に役立つことがある
痛み 圧迫するため、痛みを感じることもある 痛みはない。放射線の被ばくもない
受け方 自治体の乳がん検診(40歳以上) 人間ドックや医療機関での任意の検診など

どちらが合うかは、年齢や乳房の状態によって異なります。気になることは医師に相談しましょう。

お住まいの自治体の検診を確認しよう

乳腺の超音波(エコー)検査に使われる検査機器

乳がん検診は、お住まいの市区町村でも受けられます。対象年齢や自己負担額、申し込み方法は自治体ごとに異なるため、市区町村のホームページや広報誌を確認してみてください。

40歳未満で検診の対象外でも、気になる変化があれば年齢に関係なく受診を。スタッフのまっきーに乳がんが見つかったのも、38歳のときでした。

マンモグラフィは、生理前の1週間を避けて受けると、痛みが比較的少ないといわれています。

Story

乳がんを経験した
スタッフのお話

ピンクリボンアドバイザーの認定証を手にするスタッフのまっきー

乳がんサバイバー/ピンクリボンアドバイザー

まっきー

HEAVEN Japanでお客様の相談窓口とSNSでの発信を担当。乳がんの経験を、下着の相談に生かしたいと考え、ピンクリボンアドバイザーの資格を取得しました。

まさか自分が30代で乳がんになるなんて、思っていませんでした。
  1. 2022年・38歳 小さな違和感ふとした時に、しこりがあるかも?と気づく。授乳歴もあり、生理前の張りかなと思ったものの、部分的なかたまりが気になって検診へ。
  2. 乳がんと判明、左胸の部分切除手術早期の乳がんには、自覚症状がほとんどありません。
  3. 仕事に復帰今は元気に、お客様の相談窓口に立っています。
  4. ピンクリボンアドバイザーの資格を取得認定NPO法人 乳房健康研究会の認定資格。想いに賛同した相談窓口のスタッフもそろって取得しました。ピンクリボンアドバイザーの認定証

スペシャル動画

乳がんのこと、ピンクリボンアドバイザーのこと。乳がんとわかる前からその後のことまで、まっきー本人がお話しします。

After Surgery

乳がん手術後の下着選び

手術のあとも、お気に入りの下着をあきらめないでほしい。
実際にHEAVEN Japanに寄せられたご相談から、よくある2つにお答えします。

ベージュのレースの下着姿で、腕を上げて笑う女性

乳がんの手術後、補整下着を着けても大丈夫ですか?

術後すぐは、傷口を圧迫しないよう締めつけのある補整下着は避けてください。術後2か月ほどが過ぎ、傷口が落ち着いてきた頃であれば、基本的には着けていただけます。治療の方法は人によって異なるため、必ず主治医にご相談のうえご検討ください。

左右の大きさが違ってしまいました。どう整えればいい?

全摘出でも部分切除でも、術後はバストの大きさに左右差が出やすくなります。ブラジャーを着けるときは、パッドを入れて調整するのが一般的です。パッドには主に3つのタイプがあります。

パッドの主な種類

シリコンタイプ
バストに近い感触と重みがあり、自然なシルエットに
ウレタンタイプ
軽くて通気性がよく、日常づかいしやすい
ジェルタイプ
バストに沿って形が変わりフィットする。通気性はない
乳がん用三角形パッド。やわらかなシリコン製の白い三角形のパッド
シリコンタイプ

乳がん用三角形パッド
オフホワイト/ベージュ【M-3L】

¥3,630(税込)

  • 全摘出された方を基準にしたサイズ設計
  • サイズはM・L・LL・3Lの4展開
  • ブラジャーのカップに入れて、左右差を調整

商品ページを見る

パッドと合わせるならカップの面積が広く、安定感のあるブラがおすすめです。

補整下着やパッドの着用の可否は、必ず主治医にご相談ください。

Consultation

下着やからだのこと、
相談できます

ヘッドセットを着けて相談窓口で対応するスタッフ

HEAVEN Japanの下着の相談窓口には、ピンクリボンアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しています。下着の専門知識とあわせて、乳がんを経験された方の下着選びのご相談もお受けしています。

  • 手術を控えていて、術後の下着をどうしたらいいかわからない
  • 術後、自分に合う下着が見つからない
  • 顔を見せずに、気軽に相談したい

下着の相談窓口について

Column

もっと詳しく知る

乳がんサバイバーのまっきーが、全5回でお届けする読みものです。
気になる回をタップすると、記事が開きます。

FAQ

よくある質問

ピンクリボン月間とは何ですか?

毎年10月に、乳がんの正しい知識を広め、早期発見・早期治療の大切さを伝えるために世界各地で行われている啓発キャンペーンです。ピンクリボンは、その活動のシンボルです。

乳がんのセルフチェックは、いつ行えばいいですか?

入浴やシャワー、着替えのときなど、日ごろのちょっとした機会に乳房を見て、触って、「いつもと変わりがないか」を確かめる習慣をつけましょう。生理がある方は、張りが落ち着く生理のあとが変化に気づきやすいタイミングです。

乳がん検診は何歳から受ければいいですか?

国の指針では、40歳以上の女性に2年に1回、問診とマンモグラフィによる乳がん検診がすすめられています。40歳未満の方も、しこりなど気になる変化があれば、年齢に関係なく医療機関(乳腺外科など)を受診してください。

マンモグラフィは痛いですか?

乳房を板ではさんで圧迫するため、痛みを感じる方が多い検査です。生理前の1週間を避けて受けると、痛みが比較的少ないといわれています。

乳がんの手術後、補整下着はいつから着けられますか?

術後すぐは傷口を圧迫しないよう、締めつけのある補整下着は避けてください。術後2か月ほどが過ぎて傷口が落ち着いてきた頃であれば、基本的には着用いただけます。治療の方法は人によって異なるため、必ず主治医にご相談ください。

術後の下着について相談できますか?

はい。HEAVEN Japanの下着の相談窓口には、ピンクリボンアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しています。電話・メール・LINE・Zoomで、お顔を見せずにご相談いただけます。

下着姿で笑い合う3人の女性

Our Mission

下着やからだのことで、
悩んだり諦めたりする
すべての女性をなくす

これが、HEAVEN Japanの掲げているミッションです。
下着やからだのお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。

胸いっぱいのエールを込めて。
今日も明日も、笑顔あふれる毎日であるように、
HEAVEN Japanは、すべての女性を応援しています。

株式会社HEAVEN Japanは、認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)のオフィシャルサポーターとして、ピンクリボン運動に参加しています。

参考資料

このページは、乳がんについての一般的な情報をお伝えするものです。診断や治療、下着の着用の可否については、必ず医療機関・主治医にご相談ください。