実際にやって分かった!夏の停電・断水に備える防災グッズチェックリストと注意ポイント
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9月1日の防災の日をきっかけに、ふと思いました。「防災グッズ、本当に役立つのだろうか?」と。
災害は突然やってきます。特に夏は停電や断水による暑さの影響が大きく、備えが不十分だと体調や判断力にも影響します。
そこで、私は夏の停電・断水・ガス停止を自宅で一日体験してみました。
普段は当たり前に使える電気や水道、ガスが使えないと、ちょっとした家事でも大きなストレスに。
この記事では、私の体験をもとに、夏に必要な防災グッズ、注意点、チェックリストをまとめています。
防災準備の見直しや、これから備えを始める方にぜひ参考にしてください。
非常用トイレは使い方を事前に確認
停電・断水時、最も困るのがトイレです。
非常用トイレは袋を便座にかぶせ、凝固剤をかける工程があります。
初めてだと手間取りますし、災害時は暗いときに使うこともあるかもしれない、と考えると、慣れておく必要があると感じました。
また、実際に使うと凝固剤の袋が開けにくかったり、凝固剤1回分では固まらず2回必要だったりと、準備だけでは気づけないことが多くありました。
チェックリスト:非常用トイレ
- 実際に設置して使い慣れておく必要がある
- 凝固剤は使いやすいか
- 防臭袋は実際に使えるか
注意ポイント
- 暗い場所で使う場合は懐中電灯やランタンを準備
- におい対策として新聞紙や消臭剤もセット
夏の停電中は暑さ対策が命に関わる
停電時、特に夏は熱中症や体力消耗のリスクが高まります。
実際、部屋の中では乾電池式扇風機や冷却スプレーが非常に役立ちました。
ポータブル電源も用意していたのですが、何日続くかわからない非常時には「万が一のために残しておきたい」という気持ちが強くなります。
さらに天候によってはソーラーパネルが使えない場合もあるため、乾電池式の家電と十分な乾電池の備えが安心です。
チェックリスト:夏の暑さ対策
- 乾電池式扇風機
- 冷却スプレー
- 十分な乾電池の準備
注意ポイント
- 高齢者や子どもは特に熱中症に注意
- ソーラーパネルは天候次第で充電できない場合あり
- 乾電池で使える家電を他にも用意しておくと、融通が効く
水は「飲料用」と「生活用」に分けて備える
一般的に一人一日3リットルの水が目安ですが、生活用水も含めるともっと必要です。
実際に体験してみたところ、節水しても約4リットルを消費しました。特に困ったのは生活用水です。
歯磨きや洗顔はシートで代用することもできますが、水を使えない不快感は残ります。
非常時は「それでも水を使うのがもったいない」という気持ちも働くため、「水が使えない」というストレスが想像以上に大きいことがわかりました。
飲料水とは別に、生活用水も準備しておくことが大切です。
チェックリスト:水の備え
- 飲料水(1人1日3リットル×日数分)
- 生活用水(飲料水とは別に準備する)
- ウェットシート・ドライシャンプー
注意ポイント
- ペットの水も忘れずに
- 調理や洗い物を控える工夫も必要(ラップや袋を余分にストックしておくと便利)
下着・衛生グッズの備えも意外と重要
今回は1日だけの体験だったため、着替えは家にあるもので済みましたが、避難所で過ごすことを考えると、防災リュックに下着の着替えは必須だと感じました。
特に夏は汗をかきやすく、冷却スプレーでベタつくことも。お風呂に入れない状況では、着替えるだけでも気持ちがスッキリします。
HEAVEN Japanの「防災下着セット」は、こうしたときにとても頼れるアイテムです。
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ただ、リュックの容量を考えると、もう少しコンパクトな圧縮タイプの下着があるとより便利。
また、布製のおりものシートもおすすめ。下着感が少なく、避難所で洗って干しても目立ちにくいのが魅力です。
チェックリスト:下着・衛生グッズ
- 下着の替え(速乾性・コンパクトなもの)
- 布製おりものシート
- 防災下着セットや圧縮タイプ下着の検討
注意ポイント
- 汗をかいたまま放置しない
- 下着やタオルは通気性・速乾性重視
- 避難所では干す場所や目立ちにくさも考慮
調理・電源まわりは「安全と持続性」が鍵
非常食を温めるためのカセットコンロは便利ですが、一酸化炭素中毒防止のため必ず換気を。
停電時は換気扇が使えないため、窓を開けて空気の通り道をつくるなどの工夫が必要です。
また、電源確保も非常に重要です。モバイルバッテリーは充電式をメインに、乾電池式も『保険』として用意を。
乾電池式は効率が悪いものの、「ないより安心」という心強さがあります。長期化に備えるなら、ポータブル電源があると安心です。
チェックリスト:調理・電源
- カセットコンロ+ガスボンベ
- 乾電池式モバイルバッテリー
- 充電式モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- 延長コード・充電ケーブル
注意ポイント
- コンロ使用時は必ず換気(窓を2方向開けるなど)
- ガスボンベの残量・使用期限を確認
- バッテリーは定期的に充電しておく
お風呂に入れない前提で、衛生対策を
断水時に最も困るのは入浴できないこと。
ボディシートは全身を拭くだけでさっぱりできるため必須です。
さらに「おしりふき」は汎用性が高く、手や顔の汚れ落とし、ちょっとした掃除にも使える万能グッズ。
生理用品や常備薬、救急セットとあわせて防災ポーチにまとめておくと安心です。
チェックリスト:衛生用品
- ボディシート・おしりふき
- 消毒液・マスク
- 生理用品・常備薬・救急セット
- ドライシャンプー・ウェットティッシュ
注意ポイント
- 開封後は早めに使い切る
- 汚れたゴミをまとめる袋も用意
- 清潔を保てる工夫を事前に考えておく
香りや小物で『心の備え』を
停電や断水が続くと、想像以上にストレスを感じます。
そんなときにおすすめなのがアロマスプレー。リフレッシュ効果だけでなく、消臭や防虫にも役立ちます。
ただし、ペットがいる家庭では香りの種類に注意が必要です。
お気に入りの香り、音楽、本など、気持ちを落ち着けるための『心の備え』も大切です。
チェックリスト:心理的ケア
- アロマスプレー・香り付きシート
- 読み物・音楽などの娯楽
- 毛布・寝袋・簡易椅子
- 小さなライトやキャンドル(LED)
注意ポイント
- ペットがいる場合はアロマ成分に注意
- 長時間同じ姿勢で過ごさず、軽く体を動かす
まとめ
今回、自宅で「停電・断水・ガス停止」を想定して一日を過ごしてみて、改めて防災準備の大切さを実感しました。
普段は当たり前に使えている電気や水道も止まると一気に不便になり、行動や気持ちに大きな影響が出ます。
特に感じたのは、防災グッズは「持っているだけ」では十分ではないということです。
実際に使ってみることで、容量不足や手間、使い勝手の課題が見えてきました。これは机上の準備だけでは気づけません。
また、夏場の災害では暑さや水不足だけでなく、食事や衛生、下着・着替え、心理的なストレスも想像以上に影響します。だからこそ、以下の点を意識した準備が重要です。
- 防災グッズは「持っているだけ」では不十分
- 実際に使って初めて、足りないものや不便な点がわかる
- 夏の災害は暑さ・水・食事・衛生・下着・心理のすべてがストレス要因になる
- 定期的に見直し、体験してみることで準備の精度が高まる
防災は一度準備して終わりではありません。
時間のあるときに一度「ライフラインが止まった生活」をシミュレーションしてみることで、災害時の不安やストレスを大きく減らすことができるはずです。



