大きい胸で猫背やつらい肩こりに。正しいブラジャーサイズと着け方を知ってスッキリ解決!
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大きい胸のお悩み、第1位は「肩こり」
バストのお悩みは十人十色。バストが大きいグラマーさんも「太って見えるのが気になる」「服のラインが崩れる」「脇や背中にお肉が流れてしまいがち」など、さまざまな困りごとがあります。
なかでも、最も多いのが「肩こり」。胸の重さで肩に負担がかかる、ブラジャーのストラップが肩に食い込んで圧迫されている、と感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな辛い肩こりを和らげるために必要なのが、自分に合ったサイズのブラジャーを選ぶということ。ブラサイズは意外と変動しやすく、実は最後に測った時よりサイズアップまたはダウンしていた!ということもめずらしくありません。
特に、適正サイズより小さなブラジャーを着けている場合は、締めつけによる血行の悪化を招き、肩こりの原因になることも。
また、正しいブラジャーの着け方を知ることも大切です。ストラップ(肩ひも)の位置や長さが合っていないと、肩への負荷が大きくなり、肩こりを引き起こすことが考えられるのです。
どちらも初歩的なことですが、この2つをおさえておけばブラ選びがグッとラクに。肩こり緩和だけでなく美しいバストライン作りにも役立ちますよ。今回は、肩こりに悩むグラマーさんに向けて「ブラジャーの選び方・着け方」を詳しく解説します!
肩こりから始まる悪影響とは?
そもそも、皆さんは女性のバストがどのくらいの重さなのかご存じですか?一説によると、カップごとの重さは両胸でEカップ以上は1kg以上。Gカップで2kgを超え、Hカップでは3kgとも言われています。
ただ、重さは単純に大きさに比例するのではありません。胸はおもに乳汁を生産・分泌する組織である乳腺組織と、これを支える脂肪組織によって構成されていて、その質によって重さも変わってくるからです。
例えば、脂肪組織が多ければ軽くてやわらかい胸に。一方、乳腺組織が多いと重く固い胸になり、下垂もしにくい傾向があります。
そのほか血流量や血液・リンパ液の流れを促進する水分量も影響し、それぞれの量が多いほど胸は重くなっていきます。
胸を構成する組織の質に個人差はあるものの、Eカップ以上の人は、常に1リットルのペットボトル以上の重さが両肩にかかっていることになります。大きい胸が原因で肩こりに悩んでいる人が多いというのも頷けますね。
またグラマーさんはバストが重いため、前屈みの姿勢、つまり猫背になりがちです。すると、頭が前に出て顎は上がり、首と肩への負担がさらに増してしまいます。悪化すれば、腰痛・関節痛といった症状のほか、便秘や自律神経の乱れにつながることも。
さらに、猫背で長時間過ごしていると首・肩こりが慢性化する悪循環が生まれてしまいます。頭痛やめまい、眼精疲労になりやすく、健康に悪影響をもたらす可能性もあるのです。
そして、姿勢が悪くなると正しい姿勢を保つための背中周りの筋肉が衰え、贅肉がつきやすくなるというデメリットも。背中や脇のお肉は、やがてバストラインにも影響します。
このように、肩こりや猫背は体に悪影響を及ぼすだけでなく、スタイルが崩れる要因に。そうならないためにも、バストをしっかりサポートし、肩こりを緩和させるブラジャーが必要なのです。
グラマーさんの肩こり対策は?
では、具体的に「どのようにブラジャーを選べば良いのか」と「ブラジャーの着け方」について解説します。
◆自分に合ったサイズのブラジャーを
まず、ブラジャーを着けた時のシルエットを鏡でチェックしてみましょう。サイズが合っていない場合、正面から見るとバストが全体的に広がり、横から見るとトップの位置が下がっていることが多いです。
また、後ろから見ると、ブラジャーの上下左右から背中の脇肉がはみ出て段差ができていることも。それだけで、老け込んだ印象になってしまいます。
「胸をなるべく小さく見せたい」と、自分のバストより小さなサイズを着けていると、後ろ姿は一見スッキリしたように見えますが、カップが胸に食い込むので、お肉がはみ出て脇肉が目立ってしまいます。
さらに、胸を締めつけてバストの皮膚が硬くなったり、血行が悪くなったりするので要注意。
一方、自分のバストより大きなサイズを着けた場合はカップが浮き、谷間がなくなってしまうことも。
バストを支える機能が弱くなり、クーパー靭帯が傷ついて下垂の原因になります。
前から見て、バストトップの位置が下がっていたら、もう一度サイズを測り直してみましょう。
▼動画で解説!バストサイズの測り方
ページでも解説!バストサイズの測り方
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正しいサイズのブラジャーを着けた時にできる「ゴールデントライアングル」を要チェック。左右のバストトップと、鎖骨の中心を結んだ時に正三角形ができていれば、バストが正しい位置で支えられているということ。
そして前・横・後ろ、どの方向から見てもスッキリした印象になります。バストの形にぴったりフィットするカップサイズを選びましょう。
◆正しい着け方をおさらい
それでは正しい着け方について考えてみましょう。
▼動画で解説!正しいブラジャーの着け方
フィッターが教えるブラジャーの
正しい着け方でキレイなバストに
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グラマーさんが抱える肩こりの悩み、実はバストの重みだけではなくストラップの位置が関係しているかもしれません。
ストラップがキツくて、肩がこる……という人は、ストラップの位置が肩の骨より外側になっているかを確認してみてください。
実はその着け方、肩に負荷がかかりやすいのです。
正解は「ストラップは肩の骨より内側」なので、普段からブラジャーを着ける際に、少し内側を意識してみてくださいね。
また、ストラップと肩の間に、指が1本すんなり通るように、長さを調節するのがベストです。
長すぎると、ストラップがずれてバストを支える力が弱くなりますし、短すぎると肩に食い込んで肩こりの原因になってしまいます。また、ストラップが太いタイプのブラジャーを選ぶのも、肩こり対策のひとつ。肩にかかる負荷を分散させてくれるのでおすすめです。
▼動画で解説!ストラップ調整の仕方
そして、ストラップの位置や長さのほかに、カップ下側のバストの輪郭が整っているかも確認しましょう。
ワイヤーとバストの輪郭をきちんと合わせると、ワイヤーがしっかりバストのお肉をキープしてくれるので、胸の形をキレイに見せることができますよ。
正しいサイズのブラジャーを正しく着けることで、バストラインを美しく見せるだけでなく、体に余計な負担をかけることもありません。
サポート力のあるブラを選んで
肩こりを防止するために、ブラジャーの機能を見直すことも大切です。ひと口にブラジャーと言っても、その種類はさまざま。ワイヤーの有無、カップデザイン、ストラップやバックベルトの形状など、グラマーさんがチェックすべきポイントをお伝えしていきますね。
◆バストをしっかり支えるワイヤータイプを
ノンワイヤータイプのブラジャーは、おもにストラップでバストを支えるため肩だけに負荷がかかり、どうしても肩こりが起こりやすくなってしまいます。そこで欠かせないのがワイヤー。大きなバストも下からしっかりサポートし、下垂からも守ってくれます。
ワイヤータイプのメリットは、ほかにもたくさんあります。布で作られているブラジャーの伸びやゆがみを抑え、体の動きにフィットしつつ立体的な造形を保つこと。また、背中やおなかに逃げやすくなっている柔らかいお肉を正しい位置に留め、バストの輪郭を作る役割も果たしてくれているのです。
肩こりを防ぎ、美しいバストラインをキープするためにも、ワイヤー入り構造のブラジャーを選びましょう。
◆お肉を包み込むカップデザインを
次に、カップの種類を見ていきましょう。グラマーさんのバストは柔らかく、下垂が気になるという人も多いのではないでしょうか?
ブラジャーからお肉がはみ出し、バストシルエットが崩れると太って見えたり、老けた印象につながったりすることも。そこで、カップの中にお肉をしっかり留め、安定感のある2タイプがおすすめです。
フルカップブラ
バスト全体をホールドする、サポート力に優れたタイプです。ストラップがカップの中心近くに位置しているので、しっかりとお肉を持ち上げてくれる安定感もあります。グラマーさんの普段使いにぴったりのブラジャーです。
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3/4カップブラ
カップ上辺の1/4がカットされているので、安定感がありながらキレイな谷間を作りたい人におすすめ。洋服にも合わせやすい、ベーシックなブラジャーです。
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脇のお肉を支えて流さないタイプもあり、サイドラインをスッキリ見せ、斜め下から中央に向かってバストを寄せる構造になっています。
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ストラップやバックベルトは太めのタイプを
先ほどもお伝えしたように、ストラップは太めのものをセレクトしましょう。バストの重みを分散させるだけでなく、ストラップ自体も伸びにくくなり、よりフィット感もアップします。
太いバックベルトはバストをサイドからホールドし、はみ出がちな脇のお肉をカップの中に留めてくれます。また、ボコボコとした段差ができやすい背中のシルエットもキレイに。バストをしっかり寄せ上げるので、バストアップ効果も期待できますよ。
¥6,820(税込)
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ボリュームのあるバストだからこそ、ブラジャーのサポート力が大切。肩だけに負担をかけず、ブラジャー全体でバストを支える機能にもぜひ注目してみてくださいね。
▼動画でも解説!胸が大きい方にオススメ!下着選びのポイント
大きいバストだからこそ、正しいサイズで快適に
いかがでしたか?肩こりは、バストが大きい人が直面するお悩みの一つ。あまりにも辛いと、ノンワイヤーやノンパテッドタイプなどラクな着け心地のものを選びたくなりますよね。
ただ、ボリュームがあるからこそ、バストを正しい位置でキープしていなければ、どうしても脇や背中にお肉が流れ、バストラインやスタイルの崩れにつながってしまいます。
かといって、無理をして自分に合わないブラジャーを着け続けていると肩こりが悪化。頭痛や目の疲れなど、健康にも影響が出るので、我慢は禁物です。
そんな時こそ、ブラジャーを見直すタイミングです。大事なのは、自分の「今」のサイズに合ったブラジャーを選び、そして正しい着け方を覚えること。
毎日身に着けるものだからこそ、ストレスなく過ごせるような、自分にフィットするものを探してみてくださいね!
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