グラマーでもすっきり痩せ見え!コーディネートのコツを伝授!
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太ってないのに太って見えちゃう…
「実は私、胸が大きいのが悩みで…」などと話そうものなら、周りの人たちから「ないより良いに決まっている」「なんてうらやましい悩みなの!」と言われて、肩身の狭い思いをしたことはありませんか?一般的には、大きい胸に憧れる女性は多いですよね。
でも、胸が大きいグラマーさんにも、バストのお悩みはたくさんあります。例えば、決して太っているわけではないのにバストが大きいというだけで太って見えてしまうこと。
大きい胸のせいで、上半身のボリュームだけが目立ってしまい、スタイルのバランスを取るのが難しいこと。また、別にうぬぼれているわけでなく、胸が目立つ服を着ているわけでもないのに、何となく人の視線が気になる時も。
気づけば、ついつい猫背になってしまい、自分に自信が持てなくなってしまう…。それはとてももったいないことです。なぜなら、ちょっとしたコツをおさえれば胸に対するコンプレックスは解消できるから。
すぐに実践できることばかりなので、ぜひトライしてみてくださいね。
スタイル良く見せるアウター選びのコツ
「胸が強調される」「太って見える」など、胸が大きい人ならではのファッションのお悩み。夏はTシャツやカットソーを1枚で着る機会が多いので目立ちやすくなりますし、冬は体のラインを拾いやすいニットなどを着るとボリュームが気になってしまいます。
季節を問わず、胸が大きいせいで「何だか似合わない…」「イメージ通りにならない…」と頭を悩ませる問題が。そこで、アイテムや素材選び、コーデのポイントまでグラマーさんがスッキリ見えるコツを紹介していきます。
グラマーさんが気をつけたいアイテム・NGコーデ
①襟元が大きく開いたデザイン
バストの谷間が見えるようなトップスは、大きな胸を際立たせてしまいます。どのようなコーデに仕上げても、結果的に胸元ばかりが目立ってしまうので要注意。
②首元が詰まったデザイン
襟元が開きすぎたトップスはNGとお伝えましたが、タートルネックや首元にゆとりがほとんどないクルーネックなど、逆に首が詰まりすぎているアイテムもおすすめできません。
なぜならバストラインを目立たせ、上半身のシルエットがより強調されるから。布の面積が多いと、がっしりとした体格にも見えてしまいます。
③タイトなシルエット
リブニットなど体にフィットするシルエットのアイテムは、どうしてもボディラインを拾ってしまいます。かえってバストへ視線を集めてしまうことになるので、避けましょう。
グラマーさんにおすすめアイテム・OKコーデ
①Vネック
襟元の見せ方は、スタイルアップのための重要なファクターの一つ。上半身の印象は、肌を覆う布の分量で左右されます。胸の大きい人は、そのふくらみだけ布の面積が見た目にも多くなるので、首元でその分量の調整を。
Vネックは首元や鎖骨を程よく露出し、胸元に目が行きにくくなる視覚効果が期待できます。上半身をスッキリと見せられますよ。
②ハリ素材orとろみ素材
ボディラインを拾わないハリ感のあるトップスを選ぶのも手。例えば、形崩れしにくいパリッとしたシャツやカットソー、目の詰まったニットなどです。
一方で、ふんわりかつ落ち感があるシルエットが特徴のとろみ素材もおすすめ。華奢に見えて、きちんとした印象も作れます。ブラウスやチュニック、ワンピースなど色々なアイテムで取り入れてみましょう。
③ウエストマーク
胸元を隠すためにビックシルエットのトップスやワンピースを着ると、何だか太って見える…それはバストトップで体の厚みが固定されてしまうから。そんな時は、シルエットに「メリハリ」をつけることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、トップスのウエストイン。胸がちょっと遊ぶくらいの緩さでブラウジングすると、自然とメリハリが作れます。お尻やわき腹が気になる人も、是非前だけインしてみましょう!ちょっとたっぷりめにたゆませるのがポイント。
④縦のラインを作る
トップス1枚でコーディネートを終わらせるのではなく、ロングカーディガンやパーカー、シャツ、長めのストールなどをプラスしましょう。縦のラインが強調され、簡単に胸が目立たなくなるだけでなく、スッキリ着痩せ効果も期待できます。
また、Aラインのロングスカートやフレアパンツなども縦ラインを作ってくれるのでおすすめです。
バストをスッキリ見せるコツは?
「バストシルエットをスッキリ見せたい」というグラマーさんのお悩みは、実はブラジャーで解決できることもあるのです。まずはバストのサイズを計測し直し、今のバストに合ったブラジャーを選びましょう。
正しいサイズのブラジャーを選ぶことが大前提
ブラジャーが合っていない場合、前から見るとバストが全体的に広がり、横から見た場合にはトップの位置が下がっていることも。後ろから見ると、ブラジャーからお肉がはみ出て段差ができ、背中の印象も少し老け込んで見えてしまいます。
自分のサイズに合ったブラジャーを着用している場合は、前・横・後ろ、どの方向からでもスッキリした印象になります。
バストの形にぴったりフィットするカップサイズ選びを
バストまわりのボリュームを減らそうと、自分のサイズより小さい、または大きいカップサイズのブラジャーを選んでいませんか?
小さいブラジャーを着けた場合、後ろ姿は一見スッキリしているように見えますが、横から見るとその差は一目瞭然。胸の形が崩れてしまっているのが分かるでしょうか。逆に大きいブラジャーはトップの位置が下がった印象になってしまいます。
バストを小さく見せたくて、小さめのブラジャーを着けるのは絶対NG!
サイズが小さいブラジャーを着けると、ブラジャーに押されて胸が潰れてしまいます。また、胸を締めつけてしまうとバストの皮膚が硬くなったり、血行が悪くなったりすることもあるので注意しましょう。
また、サイズが小さいとカップが胸に食いこんでしまいます。その結果、カップからお肉がはみ出て脇肉が目立ってしまうことも。
自分にぴったりなブラジャーを身に着けると、胸が圧迫されず負担をかけないので、美しいバストを保ったまま、シルエットをキレイに見せることができます。
自分のサイズ以上のブラジャーを着けるのも避けて
自分のバストより大きなカップのブラジャーを着けていると、カップが浮いたり、谷間がなくなったり。せっかくの胸をキレイに見せることができません。
また、バストを支える機能が弱くなり、クーパー靭帯が傷ついてバストの下垂原因になってしまいます。前から見て、バストトップの位置が下がっている場合には、サイズを測り直してみましょう。
正しいサイズのブラジャーを着けた場合は、バストトップが高い位置になり、キレイなバストラインをキープするとともに、下垂も防げます。必ず、前から見たバストトップの位置も気にしてみてくださいね。
バストラインを崩している?インナーやキャミソールにも注意!
インナーとしてタンクトップやキャミソールを着ることも多いですが、ラインが目立ちやすいワンピースや薄手のアウターを着るときはバストラインを潰すようなラインはNG!
バストを締め付けのないものがいいですが、膨らむように見えるとかえって太見えの原因に。
通常のSMLサイズ表記のキャミソールを着た場合、サイズ選びは難しくなります。
ウエストに合わせると バスト部分が きつくて突っ張ったり、バストに合わせると ウエスト部分が もたついて 太って見えたり…
バストサイズに合ったサイズのキャミソールは少ないですが、選ぶポイントはバスト部分にダーツが入ったものやストレッチ素材で程よくバストラインに沿うもの。
キャミソールでもアウターに響かないものを選びたいですね。
バストへの視線が気になる
どうしても胸元への視線が気になってしまうという人は、全身のシルエットを意識したコーディネートを心がけてみましょう。着こなしにシルエット、つまりラインを作ることでバスト以外の場所に視線を集めるのです。
自分に似合うシルエットが分かればアイテムを選びやすくなり、おしゃれがきっと楽しくなりますよ。ファッションの基本のシルエットは、次の4つです。
①Aライン
下方向に向かってボリュームが広がり、アルファベットの「A」の形をしているシルエットは、フェミニンでかわいらしい印象。下半身が気になる人は、Aラインのスカートやワンピースで体型をカバーできるメリットがあります。
②Xライン
ウエストの細さを強調して上半身と下半身のメリハリを作るXラインは、セクシーな雰囲気。上下ともにふんわりとしたアイテムを選び、ベルトでウエストマークするのが定番です。
ウエストのくびれがない、とお悩みの人にもおすすめ。着痩せ効果が期待でき、ポイントとなるベルトに視線を集められます。
③Iライン
縦長のラインで全身を細く長く見せるIライン。大人の女性らしいクールな雰囲気が作れます。トップスには長い丈の羽織りなどを、ボトムスもロング丈をセレクトして直線を意識したシルエットに。背を高く見せたい人にもおすすめです。
④Yライン
ボリュームのあるトップスとコンパクトなボトムスで作るYラインはラフでカジュアルな印象。トップスに印象的なブラウスやジャケット、ボトムスにはミニスカートやショートパンツなど丈の短いものや、タイトなフォルムのアイテムをセレクト。
丈の短いトップスの方が上下のバランスを取りやすいです。
4つのシルエットでグラマーさんにおすすめしたいのは、IラインとXライン。縦のラインを作るIラインは全体的に細長くすらりと見せ、Xラインはシルエットにメリハリが生まれバストへの視線集中をそらすことができるからです。
そして、グラマーさんだからこそできる、「S字ライン」を意識したスタイリングにもチャレンジしてみませんか?
「ボン・キュッ・ボン」と、メリハリのあるボディラインは女性の永遠の憧れ。
ぽっちゃりさんでもスリムな体型の人でも、美しく見えるプロポーションに共通しているのは、胸・腰・お尻のバランスが取れていることなのだとか。真横から見ると、体の胴体部分を軸に、美しいS字ラインになります。
盛ったり締めたりするだけがボディメイクではありません。なめらかなラインを作るため、大きな胸を小さく見せる「ミニマイザーブラ」を活用して、あえてバストをコンパクトに整えるというのも一つの手。
女性の美しさを何倍にも引き立てるS字ラインを意識して、オシャレを楽しみましょう!
アウター選びと同じように下着もコーディネート
いかがでしたか?グラマーさんは、ボリュームのあるバストのマイナス面ばかりに捕らわれがち。
「今まで胸を隠すことにばかり気を使っていた…」という人も、洋服の素材やアイテム選び、そしてコーディネートを工夫するだけで、胸を強調せずスッキリ見せられることをお分かりいただけたのではないでしょうか?
また、本来の胸のボリュームを活かし、理想のバストラインを作ることもできるのです。そのためには、正しいサイズのブラジャーを着けることが必要不可欠。
今回ご紹介したブラジャー選びのポイントを参考にして、アウターにあった下着のコーディネートも心がけてみてくださいね。
大きい胸で猫背やつらい肩こりに。
正しいブラジャーサイズと着け方を知ってスッキリ解決!
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