食料・水だけじゃない!避難生活の快適さを守る「防災下着セット」
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地震や台風など、突然起こる災害。防災バッグには水や食料、懐中電灯などを入れる人は多いですが、「下着」を入れている人はまだ少数派です。
避難所や車中泊、自宅避難など、どの形の避難生活でも、着替えや衛生面は心と体の健康に直結します。
HEAVEN Japanは、被災経験のある方々やお客さまの声をもとに、防災バッグに入れておきたい「防災下着セット」を開発しました。今回は、その必要性とセット内容をご紹介します。

防災バッグと下着の備え
2024年9月1日〜9月5日に実施したアンケートでは、次のような結果になりました。
- 防災バッグを常備していない:48.3%
- 防災バッグを常備、下着は入れていない:35.4%
- 防災バッグを常備、下着も入れている:16.3%

つまり、約8割の人が防災バッグに下着を入れていないことがわかりました。
下着を入れていない理由
- 必要性を感じていない
- 避難指示が出てから準備するつもり
- 使える下着を入れるのがもったいない
- 他の物でバッグがいっぱい
- 下着を入れる発想がなかった
- 支援物資で何とかなると思っている
2021年12月にも同様のアンケートを行いましたが、回答者数は約2.5倍に増加。それでも割合はほとんど変わらず、下着の備えが広く浸透していないことがわかります。

避難生活のリアルな声
アンケートでは、避難生活での困りごとや工夫も寄せられました。
- 夜間避難を想定し、ナイトブラを着けて就寝する習慣ができた
- 支援物資の下着はサイズが合わないことが多い
- 飲食物よりも、下着や衛生用品の方が先に必要だった
- 車や自宅など、避難先は多様。あらゆる状況を想定して準備した方が良い
- 津波で1階の下着が流され、着替えは数日に1度しかできなかった
特に「洗濯できない日が続く」「サイズが合わない」ことは大きなストレスになります。下着は単なる衣類ではなく、衛生と心の安定を守る必需品です。
HEAVEN Japanの「防災下着セット」
HEAVEN Japanでは、"下着の備え"という視点から防災意識の向上を目指し、被災経験者やお客さまの声をもとに、災害直後から復旧まで使える下着セットを開発しました。

防災下着セットの内容とこだわり
このセットは、発災直後の洗濯ができない期間と、復旧後の生活に対応できる2つのフェーズを想定しています。
セット内容
- 防災用ハーフトップ × 2
- 防災用ショーツ × 2
- 使い捨てコットンシート × 7
- 消臭サニタリーポリ袋 × 3

フェーズ1(発災〜7日間):洗濯できない期間に
使い捨てコットンシート(7枚)
- 綿100%で通気性が高く、肌にやさしい
- 日本製の安心品質
消臭サニタリーポリ袋(3枚)
- コットンシート使用後の処理を衛生的に
- ニオイも軽減
フェーズ2(8日目〜1か月):洗濯可能になった後に
防災用ハーフトップ(2枚)
災害時の一日中の着用を考え、縦・横・斜めにしなやかに伸びる生地を採用。背中にホックが当たらないハーフトップ型で、寝転がっても違和感がありません。丸型パッド入りで形を整え、速乾性に優れたポリエステル素材を使用。伸縮性が高く、幅広い体形に対応します。
防災用ショーツ(2枚)
人気の「すっぽりショーツ」からレースを省いたシンプルタイプ。こちらも縦・横・斜めに伸びるストレッチ生地で、快適なフィット感。速乾性のあるポリエステル素材に加え、マチ裏には竹炭加工天竺を使用し、消臭効果もプラス。羽付きナプキン対応仕様で、生理中も安心です。
[product:9053]普段使いもできる、防災に役立つ下着
防災下着セットに加え、日常的に使える防災向き下着もおすすめです。

夜寄るブラコットン&やわぴたコットンショーツ
- 肌にやさしい綿混素材
- 寝時にも着用でき、夜間避難にもすぐ対応
- 薄くて軽く、防災バッグにも入れやすい
- 夜寄るブラコットンはB65〜K90まで対応
夜寄るブラ
- よりコンパクトに持ち運びたい方におすすめ
- 通気性の良いレース生地で軽量
- B65〜K90まで対応
すっぽりショーツ
- シンプルで履き心地が良く、消臭加工付き
- 衛生面を考えて複数枚の準備が安心
- 黒など目立たない色がおすすめ
まとめ:下着の備えで避難生活を快適に
防災バッグに下着を入れるという発想は、まだ多くの人にとって新しいかもしれません。
しかし、避難生活では衛生面と快適さが、体調や精神面に直結します。
今からできる小さな備えが、未来の安心につながります。
この機会に「防災下着セット」を防災バッグに加えてみてはいかがでしょうか。
