ブラジャーの『正しい位置』とは?【前編】

お客様対応を担当しております、あーちゃんと申します。

これまでは商品選びやサイズについてお話させてもらっていましたが、

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ずっと継続してバストを守るためには今回のお話が一番大切かもしれません。

皆さん、今ブラジャーを着けている位置は本当に身体に合っている状態だと思いますか?

どんなにからだに合っているのブラジャーでも正しい位置で着用できていないとしっくりこず『 サイズが合っていない 』と勘違いしてしまう事も…

ブラジャーの『正しい位置』とは?【前編】

逆に合っていると思って着けているものも正しい位置での着用で実際には合っていなかったという事が今回のお話で発覚するかもしれません。

今までお話した事と繋がっている部分もあるので、『 そういう事だったのね! 』という皆さんの気付きや答え合わせになれば嬉しいです。

バスト位置は、思っているよりももっと高い

早速本題ですが、皆さんブラジャーを着ける時、バストの高さを気にしながら着けていますか?

着け慣れた位置で『 私のバストはここ 』と思い込んでしまう人も多いのですが、正しい位置は今ご自身がここだ!と思っている位置とは元々は違う位置だった可能性について考えてみましょう。

肉質が柔らかくなって下垂が進んでくるとデコルテ部分にボリュームが出にくくなり全体にバストの位置が下になるため知らず知らずの内にブラジャーを着ける位置が下がっていきます。

そして無意識に楽な位置で着ける事がクセ付いているとドンドン楽な方へと移動してしまって正しい位置から遠ざかってゆきます…

フィッティングやオンライン相談で 着け位置を確認させてもらうと 結構下がってしまっている事が多いです。

『 いつも低いので上げて着けてみました! 』と あらかじめいつもより高めにつけてくれている人もいるのですが、 あともう少し!という事もしばしば。

バスト位置が下がってきたかも?と気付く人は多いですが、 正しい位置で着けている人は結構少ないのです。

では、何を目安に正しい位置を確認するのか… ポイントごとに解説していきたいと思います。

ポイント① バストの付け根位置

私達はよく『 バストの付け根にワイヤーを合わせて 』とお伝えするのですが、 そもそもバストの付け根とは…という人も多いのではないでしょうか。

文章ではお伝えしにくい部分になりますが、 ブラジャーを腕に通してホックを留めずに お辞儀するように前屈みの姿勢になってください。

ブラジャーの『正しい位置』とは?【前編】

カップのワイヤー部分をバストに沿わせて 下からグッと押し上げてみてください。

押し上げて止まった位置がバストの輪郭と カップワイヤーが合いやすい位置になっているかと思います。

文章ではいまいちイメージが湧かないぞ?という人は コチラの動画も参考にしてみてください。

動画:HEAVEN Japan公式チャンネル【ブラジャーの正しい着け方】

※動画内では正しい位置でブラジャーが着けられているので  すぐにホックを留めていますが、  しっかりとグッと押し上げた位置で留めてくださいね。

バストの付け根を確認してもらうだけでは 本当に正しい位置まで合わせられない事もあります。

どうしても自己判断なので『 ここが付け根だ! 』と 思ってる位置がまだ低い事もあります。

着けている位置が身体に合っている状態かを 確認する為だけに相談してくださる人もいます。

ちゃんと着けたいという人の本気度が垣間見える瞬間です。

カップ付きキャミソールやスポーツブラ、 ノンワイヤータイプで長い期間過ごしてきた方の中には バストの付け根の位置・境目が曖昧になっている人もいるのです。

 

バストのおにくはワイヤーで支えて整えておく事で おにくが流れないように抑えて輪郭をキープしている面もあります。

なので、逆にワイヤーがないものや何も着けない状態で 長い期間を過ごしているとおにくの付き位置が移動して
脇 → 背中 → お腹・腰 と
重力に引っ張られるままに各所に分散してゆきます。

ワイヤー以外のブラやインナーに関しては 日々の体調やリラックスタイムに合わせて 使い分けて併用する事は全然問題はありません。

ただ、それだけでずっと過ごしてしまうと、 おにくの移動とともにバストの輪郭も薄くなり 最終的にバストの付け根の位置がぼやけて曖昧になります。

どうしても個人の匙加減も影響してくるので、 ポイント①の方法では位置が確認できないという人も出てきます。 そこで、ポイント②です!

ポイント② 二の腕半分の高さ

【 二の腕の半分の高さ 】を目安にしてもらいます。

ブラジャーを着ける時、 バストトップ(乳頭の位置)が 二の腕の半分の高さまでしっかりと持ち上げて 高さがキープされていると 理想的な状態と言われています

ブラジャーの『正しい位置』とは?【前編】

採寸の時と同じように上半身が映る姿見があると確認しやすいです。

二の腕の半分の高さまで持ち上がっているか確認したら、 ストラップを調節します。

  • ⇒ 緩い場合は指1本がスムーズに通る程度に縮めてください。
  • ⇒ 肩にくい込んでキツイ場合は同じく指1本が   スムーズに通るように緩めてください。

カップのサイズ感をどうにかする為に ストラップの長さを変えてしまう人がとっても多いのですが、 これをしてしまうと【 間違ったサイズのまま、これでOK 】と 判断してしまう事にもなりかねません💦

カップサイズの為にブラジャーの位置やストラップの長さを変えるのではなく、 ブラジャーを正しい位置に合わせた時に アンダー・カップのサイズが合っているか 擦れや違和感がないか確認をしてもらいます。

間違ったサイズのまま続けると 『 良さげと思っていたけど、何か脇肉がすぐ出てくる 』とか 『 夕方になるとストラップがくい込んで、肩が凝る 』なんて事が 起こっちゃう人もいます。

骨格とか色んな条件が重なっての事なので、 間違ったサイズのままでも違和感も何もない方も多くいらっしゃるのです。 間違ったサイズのまま着け続けていくと 背中や脇のお肉のクセ付きとして出てきたりしますが、 出てくるまでの期間も個人差ありで様々です。

※お肉質の柔らかい人は流れやすく  お肉が移動しやすい傾向があります。

癖がついてしまうと戻すまでにも一定の期間がかかるので、 そうならないようにする為にも 皆さんに正しく着けてもらいたいと思っています。

そして、実はここで終わりではありません。

終わりではない理由も含め後半でお話できればと思います。

では後半いってみましょ~!【後編】で!

ブラジャーの『正しい位置』とは?

あーちゃん

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